プロ野球・ロッテの宮崎竜成選手、1年目を振り返る
ロッテの若手選手、宮崎竜成がプロ初年度を振り返り、今後の課題や目標について語った彼は「一軍に何度か上げてもらい、試合に出る中で一年の流れがつかめた」とした上で、さらなる成長を目指す意向を示した
春季キャンプでの成長
宮崎選手は春季キャンプを石垣島でスタートし、2月8日のライブBPでプロの投手との対戦を果たす彼はこの時期に「安打性の当たりを2本放った」と振り返り、プロの投手の球のスピードや強さを実感したと述べた
特に、プロとアマチュア投手の違いについても「そこまで大きな違いはなかった」とものの、実戦経験の重要性を強調した
守備力の向上
守備でも宮崎選手は力を発揮自身がセカンドしか守ってこなかったにもかかわらず、三塁のポジションにも挑戦し、「未経験とは思えないほどの守備力」を持っていることを証明した
2月22日のオープン戦の際には、二回のダイビングキャッチを行ってダブルプレーを完成させた
一軍昇格への道のり
オープン戦で打率.250を記録しながらも、宮崎選手はファームでの経験が必要だと感じ、最初の一軍昇格は5月11日となったしかし、3試合で8打数0安打に終わり、一軍登録を抹消される結果となった
登録抹消後は、特に速球への対応を強化するために打撃コーチとの相談を重ね、自身のバッティングスタイルの見直しを図った
二軍での奮闘と再昇格
7月に二軍での成績を向上させた宮崎選手は、7月8日に再び一軍に昇格その後、プロ初安打や初打点を記録し、技術的な向上を実感した
特に、「プロの一軍投手はアマチュアの時とは全くの別物だ」と感じ、良質な速球への対応能力を高めるための練習を続けていると語った
今後の抱負と目標
宮崎選手は来シーズンに向けて「100試合以上の出場」を目指し、特にセカンドのレギュラー獲得に自信を持っているという「試合出場したいし、出場機会が増えるのであれば、サードやショートもやりながら、でも一番はセカンドで勝負したい」と強い意気込みを見せた
宮崎竜成選手の振り返りは、プロとしての成長過程を示すものでした。彼がプロ野球の厳しさや技術向上のための努力を惜しまない姿勢は、今後の活躍に期待が寄せられます。特に速球への対応を重視していることは、将来的に大きな成果を生む可能性があります。
キーワード解説
- ライブBPとは?:プロ野球における「ライブBP(Live Batting Practice)」は、投手が実際の試合と同様に打者に対してボールを投げる練習を指します。選手たちは実戦を交えた練習を通じて、打撃技術を磨くことができます。
- ダブルプレーとは?:野球における「ダブルプレー」は、同じプレーの中で2アウトが取れる守備のことを指します。守備側が相手の走者を二人アウトにする技術は重要です。
- 選球眼とは?:選球眼とは、打者が球を見極める能力を指します。投手の投げた球がストライクかボールかを判断できる能力は、良いバッティングに欠かせません。

