この日のテーマは「プロ野球名?迷?コンビ」で、バッテリーを組んでいた2人が登場しました
佐々岡氏は、プロ入り1年目にスライダーを武器にし、2桁勝利と17セーブを達成
その翌年には、先発として17勝を挙げリーグ優勝に大きく貢献しました
その功績もあり、沢村賞を獲得するなど、充実したスタートを切ったとされています
ところが、4年目のシーズン前、オープン戦で異変が生じます
西山氏が「カランカラン打たれるんですよ」と言うと、佐々岡氏は「投げ方を忘れた」と告白しました
当時、佐々岡氏はキャンプ中に1日200~300球を投げ込むことが当たり前になっていましたが、スライダーを投げすぎると横回転になってしまったため、直球とカーブだけで投げ込んでいたそうです
そのため、実戦で久しぶりにスライダーを投げると、本来縦に落ちるはずのボールが横に滑るようになり、思うように操れなくなってしまいました
このシーズンの成績は、5勝17敗という厳しいものになりました
スタジオでは「17敗」にゲストたちも驚きを隠せない様子でした
佐々岡氏は「17敗って普通は投げさせてもらえないでしょ
でも2軍に落とされなかった」と、当時の心境を明かしました
さらに、その年には忘れられない出来事もありました
1回1/3で降板した試合後、西山氏が「これ以上悪いことはないよ
次がんばろう」と声をかけましたが、次の登板では1死も取れずに降板
その後、ばったりと会った西山氏は、距離を置いていると間に「おまえ、もっと悪なったやないか!」と突っ込まれ、スタジオは笑いに包まれました
元広島の佐々岡氏と西山氏が語ったプロ野球時代のエピソードは、選手が直面する苦しみや気まずさを思い起こさせるものでした。特に、スライダーの投げ方を忘れるという経験は多くの選手に共通するものであり、ファンにとっても興味深い内容だったと思います。
キーワード解説
- スライダーとは?プロ野球における球種の一つで、横に曲がるボールです。投球時の握りやリリースによって、ボールの回転を変えることでその軌道を制御しています。
- 沢村賞とは?日本のプロ野球における最優秀投手に贈られる賞で、その年に特に優れた成績を残した投手が受賞します。

