日本シリーズ第5戦での配球ミス、藤川監督が振り返る

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2025年12月7日、阪神の藤川球児監督(45)がMBSテレビの番組「おしゃべり小料理ゆみこ」に出演し、今年の日本シリーズでの重要な配球ミスについて言及した

試合は日本シリーズ第5戦で、阪神は7回までリードを保っていたが、8回に石井が柳田に同点の2ランホームランを打たれてしまった

配球ミスがもたらした結果

この試合では2-0のリードがあったものの、8回に柳田が外角直球を左越えに運ぶ同点弾を放ち、試合は振り出しに戻った

そして、延長11回には村上が同様の外角直球を逆方向に運び、決勝ソロホームランを打たれ、阪神は日本一を逃す結果となった

反省と責任の所在

有働由美子アナウンサーは、長年の虎党として試合の配球に疑問を抱いていたと語る

藤川監督は「この第5戦のホームランは自分の責任です」と語り、反省の意を示した

「おそらく坂本はひとりぼっちだった

自分にできたことはもっとあった」と続け、責任を認めた

コミュニケーションの不足

藤川監督は、日本シリーズ前にキャッチャー陣に戦略を明確に伝えられなかったことを後悔した

また、坂本誠志郎捕手から「監督すみませんでした」と謝罪の言葉を受け取ったことも明かした

監督としての重責についても語り、選手たちが集中できるような環境を作る重要性を感じたという

監督としての重責
藤川監督は、「選手たちが目を伏せないように表情を動かさないようにベンチに座っている

監督が動いてしまうと、チームが揺れます」と述べ、試合の終盤におけるチームの士気と集中力について考えを巡らせた

藤川監督の発言からは、日本シリーズという舞台のプレッシャーや、その中での選手と監督のコミュニケーションの重要性が浮き彫りになった。運命を分ける瞬間がいかに理論だけでは測りきれないかがよくわかる。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?日本シリーズは、日本プロ野球の年間優勝チームを決定するためのシリーズ戦で、日本で最も権威のある野球の大会です。
  • 配球とは?配球とは、投手がボールを投げる際の球種やコースを指示する戦略で、これにより打者の打撃を抑えることが目指されます。
  • ホームランとは?ホームランとは、打者が打ったボールがフェンスを越えることで打点が入り、通常は1点以上の得点を得ることができるプレイです。

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