ブルージェイズが救援投手ロドリゲスを40人枠から外す決定を発表

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ブルージェイズ、救援投手ジャリエル・ロドリゲスを40人枠から外す

トロント・ブルージェイズは、ウィンターミーティングを前に救援右腕のジャリエル・ロドリゲスを40人枠から外す決定を下した

この決定は、彼をアウトライト・ウエーバーにかけることによって行われ、他球団からの獲得の意志がなかったことを意味する

これによりロドリゲスは、マイナーリーグに降格することが確定した

アウトライト・ウエーバーとは、選手をメジャーリーグのロースターから外し、他球団がその選手を獲得する意思を持つかを確認する手続きの一つである

ロドリゲスの場合、サービスタイムが2年しかなく、過去にアウトライトされた経験もないため、マイナーへの降格を拒否する権利は持っていない

ロドリゲスは、かつて中日ドラゴンズでプレーした後、2024年にブルージェイズと5年3200万ドル(約49億円)の契約を結んだ

契約には3年2130万ドル(約33億円)が残っているが、この年俸は契約上保証されている

今季、28歳のロドリゲスは66登板で2セーブ、14ホールド、防御率3.08を記録したものの、後半戦の調子が悪化し、ワールドシリーズのロースターからも外れていた

ブルージェイズはブルペンの強化を模索しており、ロドリゲスを40人枠から外すことで、他の選手を加入させるための余裕を作る狙いがある

また、ロドリゲスが再度チームに必要になった場合、いつでも40人枠に戻すことが可能であり、その柔軟性を活かすことができる

このようなアウトライトされたプレーヤーのケースはブルージェイズ内で他の選手にも見られる

例えば、外野手のマイルズ・ストローも過去に同様の措置を受けた経験がある

このような判断が選手のキャリアに与える影響やブルージェイズの戦略の変化に注目が集まる

ブルージェイズがジャリエル・ロドリゲスをアウトライトする決断は、選手の契約やチーム戦略における重要な部分を浮き彫りにしています。選手にとっては厳しい状況ですが、チームのフレキシビリティを確保するためには必然の選択だった面も考えられます。
キーワード解説

  • アウトライト・ウエーバーとは?:選手をメジャーリーグのロースターから外し、他球団がその選手を獲得する意思を持つかどうかを確認する手続きのことです。
  • サービスタイムとは?:選手がメジャーリーグでプレーするために必要な登録日数のことで、172日を1年と数えます。これにより選手はメジャーの契約状況や権利に影響があります。

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