ヤクルトの広沢優投手が秋季教育リーグで見せた圧巻のピッチング

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2025年10月7日、ヤクルトの育成ドラフト2位・広沢優投手(24)が西都原運動公園野球場で行われた秋季教育リーグの日本ハム戦において、5番手で登板し、1回を無安打無失点に抑えました

今シーズンは2軍戦で最速157キロを記録しており、直球の最速は153キロをマークしました

広沢投手は193センチ、102キロという恵まれた体格を活かし、剛速球が特徴のリリーフ右腕です

この日は2死一塁の場面で最後の打者・浜田に対し、内角寄りのチェンジアップで空振りを奪い、続いて151キロの外角直球で見逃し三振を奪いました

ピッチング後には「真っすぐで押しつつ変化球も使えたのでよかったです」とコメントしています

成長の軌跡

広沢投手は日大三高を卒業後、社会人野球のJFE東日本で4年間プレーし、2024年から独立リーグ・四国アイランドリーグplusに入団しました

昨年のドラフトでヤクルトに指名されて入団した彼は、2年前の体重が80キロ以下から、ウエートトレーニングと適切な補食を通じ約20キロ増やしました

これにより、球速と威力も増し、ピッチング技術も向上しています

プロへの強い意志

広沢投手は社会人の経験を通じてプロ入りを強く希望しており、「社会人に進んだのもプロに行くためで、迷いはなかった」と語っています

彼にとって、独立リーグでの経験は貴重であり、こうした経験が今後の成長にも繋がると確信しています

今後の目標

彼の目標は「守護神」としての活躍であり、さらにはセーブ王を狙うという高い意欲を持っています

今季、育成出身者として最多セーブを獲得した中日・松山の存在は大きな目標となっており、広沢投手は一軍の舞台へ向けて鍛錬を積んでいく所存です

広沢優投手のピッチングは非常に印象的で、彼の体格とスピードが際立っていました。若手選手でのこれほどの成長は、彼の今後のプロ野球での活躍を期待させるものです。プロへの道を選び、努力を続ける姿勢は、他の選手たちにも影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • ピッチングとは?投手が試合中に行う投球動作のことで、打者に対して投球を行う役割を果たします。
  • リリーフとは?試合中に先発投手に代わって投げる投手のことを指し、主に試合後半に登場します。
  • 独立リーグとは?プロ野球に参画する前の選手育成を目的としたリーグで、育成や再起を試みる選手にチャンスを提供します。

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