阪神、甲子園での連敗報告:佐藤輝の活躍も実らず苦しい戦い続く

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◆SMBC日本シリーズ2025 第3戦 阪神1-2ソフトバンク(28日・甲子園)試合は9回、2アウト、一塁・二塁のチャンスで森下が遊ゴロに倒れ、甲子園スタジアムはため息に包まれた

阪神タイガースは7イニングを通して得点圏に走者を置いたものの、得点はわずか1点で連敗を喫した

藤川監督は試合後、「勝負は続きますからね

明日もしっかり戦う

それに尽きますね」と前向きな姿勢を崩さなかった

ただし、唯一の得点は4番バッターである佐藤輝が生み出した

初回2アウト、一塁の場面で好投手・モイネロのカーブを捉え右越えに先制の二塁打を放った

この日本シリーズでの3試合連続打点は、阪神球団の記録とタイであり、1985年のバース以来の快挙となった

しかし5番の大山は11打数無安打と苦しんでおり、打撃陣が彼に頼る状況となっていた

佐藤は「(チャンスで)あと一本なんで、その一本のためにみんなで準備したい」と打撃陣の意気込みを表現した

藤川監督は試合序盤、1点を勝ち越された際にセットアッパーの及川を投入し、6回1アウト、一塁・三塁のピンチを切り抜けた

その後の7回を含む2イニングを無失点に抑えたが、勝ちパターンである岩崎、石井といった投手を8回と9回に投入した後でも、流れを変えることはできなかった

監督として藤川は、「日本シリーズは短いようで長いですから

勝ちの流れをこちらに向けるように、再度精いっぱいやるのみですね」と語った

球団として初めて甲子園での日本一を目指す道のりは厳しいが、選手たちは引きずっている暇はない

今回の阪神タイガースの試合は、数多くのチャンスを作りながらも点数に結びつかず、選手たちの精神的な負担が増したように感じます。特に4番の佐藤輝選手の活躍は光りましたが、他の選手が続かないことで流れをつかむのが難しくなっています。監督の言葉が選手たちにどのように響くのか、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?:プロ野球の日本一を決める大事な試合で、各リーグの優勝チームが対戦します。
  • 先制点とは?:試合が始まってから最初に得点を挙げることを指します。
  • カーブとは?:投手が投げる球種の一つで、弧を描いて落下する特性があります。
  • 打点とは?:バッターが走者をホームに帰らせることで、得点を生み出すことを指します。
  • セットアッパーとは?:試合終盤に登板する投手で、試合を締めるための重要な役割を果たします。

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