阪神D3位指名・岡城快生、福祉への情熱と野球の融合を宣言

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阪神タイガースからドラフト3位指名を受けた筑波大学の岡城快生外野手(22)が、茨城・つくば市内のキャンパスで阪神の畑山俊二統括スカウト(61)から指名あいさつを受けた

この場で岡城は、自身の卒論テーマが「知的障害のある子供たちと健常者がともに野球を楽しむための環境や道具の工夫」であることを紹介し、社会貢献への意欲を示した

福祉に興味を持つインテリ選手

岡城は一般入試で名門国立大学に入学したことで知られる

「障害者とスポーツ」をテーマに研究を行っている彼は、プロとしての活動を通じて福祉の意識を高めることを目指している

「岡城シート」とは?

岡城は将来的に甲子園に「岡城シート」を設け、障害を抱える子どもたちを招待することを誓った

これは阪神選手の近本が実施している「近本シート」に見られるような社会貢献活動に次ぐ形であり、岡城自身もその理念に強く共感している

俊足と守備力での活躍を期待

50メートルを5秒82で走る俊足を持つ岡城は、その脚力を駆使して広範囲をカバーする守備力も併せ持つ

大学3年時には大学日本代表の候補合宿にも参加するなど、将来の活躍が期待されている

新たな時代の選手像
今後のトレーニングに対しても前向きで、「1年目は体力を強化し、機会があればどの形でも1軍に絡んでいきたい」との強い意志を表明した

彼のような選手が登場することにより、野球界の多様な支援活動に対する関心が高まることが期待される

岡城快生選手は、独自のバックグラウンドを持つ選手として注目されている。彼の福祉への関心と野球を融合させた取り組みは、スポーツの力を再認識させるものだ。プロ野球選手としての活躍の他にも、社会に貢献する姿勢が特に評価されるべきである。
キーワード解説

  • ドラフト:プロ野球の選手を選ぶ際の制度で、各チームが新たな選手を指名するイベント。
  • 卒論(卒業論文):大学の卒業にあたって提出する研究内容をまとめた文書。
  • インテリ:知識や教養が豊かな人を指す言葉。
  • 俊足:速く走る能力を持つこと。
  • 社会貢献:自分の持つ力や時間を使って、社会に良い影響を与えること。

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