阪神、ストレート勝利の陰で見えた課題とは?江本氏が解説
5日に行われた「JERAセ・リーグ」では、首位の阪神がDeNAを3―0で下し、今季最長の7連勝を達成したこの試合では阪神の先発投手デュプランティエが完封勝利を挙げ、チームの勝利に大きく貢献し、貯金を「14」に伸ばした
阪神は現在、2位の広島と6・5ゲーム差をつけており、その勢いは止まらない
この速報が伝えられた6日には、野球評論家の江本孟紀氏がTBS系の番組「サンデーモーニング」に生出演し、阪神の現状についてコメントした
番組の出演者から「このまま突っ走りそうな気もするんですが」との問いに、江本氏は「まだ半分ですからね
走るには20ぐらい貯金がないと」と述べた
ここでの「貯金」とは、勝ち星と負け星の差を指しており、チームが有利に進めるための指標となる
江本氏によれば、貯金が10台では他チームに追いつかれるリスクが高いため、阪神が安易に油断することはできないという
「追いつかれるというより、自分からコケる場合もある」と語り、チームの安定したパフォーマンスが今後も求められることを強調した
さらに、江本氏は今後のシーズンにおけるピッチャーの疲労が影響する可能性についても触れた
実際、今は投打のバランスが良い状態だが、夏場になるにつれて投手の疲労が蓄積しやすくなると指摘
これが阪神の試合にどのような影響を与えるか、ファンは注視する必要がある
今季の阪神は素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、連勝記録を伸ばしています。しかし、江本氏の指摘の通り、まだ半分のシーズンが残っており、投手の疲労などの課題がちらついています。今後の展開がどうなるか、ファンとしても注目せざるを得ません。
キーワード解説
- 貯金とは? 貯金とは、プロ野球チームの勝ち星と負け星の差のことを指します。たとえば、貯金が「14」とは、チームが14勝多いことを意味します。
- 完封勝利とは? 完封勝利とは、試合で相手チームに一点も取られずに勝利することです。ピッチャーの力強い投球が求められます。
- 投打のバランスとは? 投打のバランスとは、攻撃(打撃)と守備(投球)の調和がとれている状態を示します。両者のパフォーマンスが良くないと勝利が難しくなります。

