今年は特に日本人選手の成長が求められている
昨季の打撃成績と外国人選手依存
昨季、ロッテの本塁打のうち44本はポランコ選手（23本）とソト選手（21本）によるもので、日本人選手で二桁本塁打を達成した選手はおらず、最多は岡大海選手の7本に留まったこのように、長打力において日本人選手が低迷している現実は、チームの優勝に向けた大きな障害となっている
山口航輝選手の期待と成長
山口航輝選手は昨季、16本塁打を放ったものの、その後のシーズンでは本数が減少し、昨季はわずか2本に終わった彼はレアード選手やマーティン選手と共にプレーした経験を活かし、自らもチームの中心選手になるべき存在とされている
山口選手は、「ロッテの外野のレギュラー争いは激しいが、自分の持ち味を磨き長打力で勝負する」と意気込みを語っている
若手選手の台頭
高卒5年目となる山本大斗選手は昨季イースタンリーグで本塁打と打点の二冠王に輝いた栗原健太一軍打撃コーチは「山本選手は8月から結果を出し始めた」とその成長を認めている
また、ドラフト1位ルーキーの西川史礁選手も、持ち前のフルスイングと長打力を活かして、今後の成長に期待がかかる
チームの未来と日本人選手の役割
ロッテが“常勝軍団”を築くためには、長打の打てる日本人選手が不可欠である今季は、ポランコ選手やソト選手頼みではなく、新たな日本人選手の台頭が求められている
直近10年のチーム日本人最多本塁打
| 年度 | 最多本塁打選手 | 本数 |
|---|---|---|
| 2015年 | 清田育宏 | 15本 |
| 2016年 | 角中勝也 | 8本 |
| 2017年 | 鈴木大地 | 11本 |
| 2018年 | 井上晴哉 | 24本 |
| 2019年 | 井上晴哉 | 24本 |
| 2020年 | 井上晴哉 | 15本 |
| 2021年 | 岡大海 | 16本 |
| 2022年 | 山口航輝 | 16本 |
| 2023年 | 山口航輝 | 14本 |
| 2024年 | 岡大海 | 7本 |
ネットの反応
ロッテの日本人選手による長距離打者の育成について、ファンからのさまざまなコメントが寄せられています
特に、昨季の日本人最多本塁打が7本だったことに対する驚きや不安が表れています
山口選手や山本選手の期待度を語るコメントが多い一方で、彼らが一軍での安定した成績を残せるかどうかに懸念を抱いている声も目立ちます
一方で、近藤選手や山川選手のような実績のある選手を補強する方が現実的だという意見もあります
若手選手たちへの過剰な期待が逆に彼らを苦しめているのではないかという指摘もありました
さらに、ロッテの育成方針やドラフト戦略に対する批判的な意見も多く、ドラフトで指名した選手の一軍定着が遅れている現状を問題視する声が上がっています
特に、育成能力が低いのではないかとの疑問に対して、「外国人頼み」が続く現状に危機感を示すコメントも多く見受けられました
また、元監督の意見を引き合いに出し、ホームランバッターは育成できず外から連れてくるしかないという考え方にも賛同する意見がありました
一方で、山口選手個人に対する期待や信頼の声もあり、「頑張ってほしい」とのエールが送られていますが、彼の成績が振わないことに悲しむファンもいるようです
さらに、他の選手との競争も期待されており、西川選手や立松選手など新たに加入した選手たちに対する関心も高まっています
打撃コーチや育成方針についての議論も続いており、ファンはより良い環境で日本人選手が育ってほしいという願いを持っています
ネットコメントを一部抜粋
一軍でも多少は打つかもしれないけど、にしても実績のあった山口ですら打てなくなった環境で…
ハードル高いが頑張って欲しいです。
西川に期待してます。
故野村監督は、ホームランバッターは育成できない、外から連れてくるしかないと語っていた。
いかに外国人頼みなのが良くわかる日本人野手の成績。
キーワード解説
- 長打力とは？: 野球における長打力とは、選手が一度の打撃で二塁打や三塁打、本塁打を放つ能力のことを指します。長打力がある選手は、試合で多くの得点を挙げることができ、チームの得点力を大いに向上させます。