この試合は、昨秋の明治神宮大会での活躍を受けて、優勝候補に挙げられていた東洋大姫路にとって非常に厳しい結果となりました
この試合に先発した木下鷹大投手（3年）は、広島商の主将である西村銀士内野手（3年）に走者一掃の三塁打を許し、あっという間に大量の6失点を喫しました
特に、2回に木下投手が5安打を放たれた上に、味方の失策も重なったことが、試合を決定づける結果となりました
これに対し、東洋大姫路のエース阪下蓮投手（3年）は、右肘の張りの影響で試合に出場できず、チームにとって痛手となっていました
阪下は前の試合で右肘の痛みを訴え、検査の結果、靭帯損傷が判明したことで、当面は6週間のノースローが求められる状態です
このことから、彼は「申し訳ない気持ち」と述べ、再度甲子園の舞台に立つためにリハビリに専念すると決意を示しました
試合終了後、木下投手は「低めへの制球がまだまだだった
走者を背負ってからリズムが悪くなった」と自らのパフォーマンスを反省しました
また、岡田監督は「このままでは夏も勝てないと感じた」と厳しい感想を語り、選手たちにさらなる成長を促しました
今回の試合は、東洋大姫路にとって非常に厳しい結果になりました。エースが出られない中での敗戦は、チーム全体の士気にも影響を及ぼすことが予想されます。しかし、木下投手は反省の弁を述べており、岡田監督のコメントからも、今後の成長への期待が感じられます。夏の大会までにどのようにチームが立ち直るか見守りたいです。
キーワード解説
- エースとは？ - チームの中で最も優れた投手のことを指し、重要な試合に先発し勝利を引き寄せる役割を持つ。
- 靭帯損傷とは？ - 体内の靭帯が切れたり、伸びたりする怪我のことで、関節の動きに大きな影響を及ぼす。
- ノースローとは？ - 投球練習を行わないことを指し、怪我の回復期間中に選手が投球を控えること。
