元オリックス球団職員で現在フリーアナウンサーの大前一樹氏と朝日新聞の大坂尚子記者が対談し、オリックスの今季への展望と麦谷選手の成長に期待を寄せた
オープン戦最下位も期待の若手選手
オリックスはオープン戦で最下位に沈んだものの、麦谷選手の実力には目を見張るものがある大学時代から多彩な能力で、特に1年春からリーグ戦に出場し続けたその実績は、オリックスにとって貴重な存在になるだろう
打撃の成績と成長の過程
大学では最多本塁打賞、最多打点賞、そして最多盗塁賞を受賞した麦谷選手だが、プロの厳しい世界の洗礼も受けているオープン戦では中日から巨人に移籍したライデル・マルティネス選手の直球に振り遅れ続けたが、その後高橋宏斗投手からマルチ安打を記録するなど、反応の速さと適応力を示した
ポジティブなメンタリティ
麦谷選手はプロ入り前のキャンプで「一喜一憂しない」心構えを持つことを決意したというそのポジティブな性格は、過去の経験を糧に前を向き続けることで、次第に結果につながる可能性が高いと考えられている
若手選手の継続的な成長が鍵
オリックスは昨季リーグ4連覇を逃がした要因の一つに打線の不振があり、若い力の台頭が呼ばれている大前氏は、シーズン中に麦谷選手が出場し続けた場合、打率2割5~6分、20盗塁といった成績を期待している
- プロの洗礼
- プロ選手が実際の試合で体験する厳しさや高いレベルの競争
- 切磋琢磨
- 選手同士が互いに競い合い、成長すること
キーワード解説
- ドラフト1位とは?
- オープン戦とは?
- 最多本塁打賞とは?
- 盗塁とは?
- ポジティブ思考とは?