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智弁和歌山、広島商に圧勝し準決勝進出:エース大宗は完投も無得点に終わる

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<センバツ高校野球:智弁和歌山7-0広島商>◇26日◇準々決勝2025年3月26日、センバツ高校野球の準々決勝において、智弁和歌山が広島商を7-0で下し、52年ぶりの4強入りを果たすこととなった

広島商にとっては悔しい結果となったが、エースの大宗和響投手(3年)が試合を通じて見せた成長に希望の光が見える

試合の振り返り

広島商のエース、第一回戦において登板した大宗は、初回で2点、次の2回に3点を失い、序盤から相手に主導権を握られてしまった

大宗はこの日、8回を投げきるも9安打7失点という成績に終わった

「立ち上がりが課題で打ち崩された

相手打者陣に飲み込まれ、期待に応えきれなかったのが悔しい」と彼自身も反省の弁を述べている

投球内容と工夫

試合の序盤は変化球の制球が定まらず、カウントが不利になる場面が多かった

しかし、大宗は「3回以降は開き直って投げようと思った」と話す通り、以降は無失点に抑える活躍を見せた

特にカーブの制球が決まるようになり、手応えを感じたようだ

彼は今大会の最速146キロを更新する投球も見せ、最後までマウンドに立ち続けた

打線の課題と次戦への展望

しかしながら、広島商打線は相手のエースを打ち崩すことができず、わずか5安打で無得点に終わった

大宗は「変化球が決まったら0点で強力な打線も抑えることができる」と実績を踏まえつつも次の試合に向けて意気込みを見せた

夏に向けては「自分以外のピッチャーは投げられずに甲子園を去ってしまう面では申し訳なく思っている

次は勝ちきれる投手になって戻ってきたい」と力強く発言した

今回の試合を通じ、広島商のエース大宗選手は成長を遂げた部分もあれば、課題も浮き彫りになりました。打線の援護がなかったことは残念でしたが、変化球の制球力が改善されたことは次の試合に生かせるでしょう。夏の大会に向けて、彼の意気込みも感じられました。
キーワード解説

  • エースとは? エースとは、チームの中で最も優れた選手や投手のことを指します。特にプロ野球においては、勝利の確率が最も高い投手とされています。
  • 変化球とは? 変化球は、球の軌道を変えることで打者を欺く球種のことを指します。これにより、打者が予測しにくくなり、打ちにくい球を投げることが可能となります。
  • 完投とは? 完投は、投手が試合の全イニングを投げ切ることを意味します。この時、チームが投手に代わることなく、最後まで任される状況を表します。

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