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巨人・田中将大がイースタン・リーグ戦で好投、開幕に向け好調をアピール

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東京(2025年3月27日) - 読売ジャイアンツの田中将大投手が、イースタン・リーグのオイシックス戦に先発し、今年の実戦で最長となる5イニングを投げ切りました

試合は、ジャイアンツタウンで行われ、田中投手は被安打3、失点1という成績を収めました

初回からの苦しい立ち上がり

初回、田中投手は先頭打者に右前打を打たれ、すぐに2死三塁のピンチを迎えます

4番打者を三塁への高いバウンドのゴロに仕留めましたが、これが適時内野安打となり、早々に先制点を許してしまいました

しかし、その後は安定した投球を見せ、2死一塁の場面で元阪神の高山を中飛に打ち取り、追加点は許さなかったのです

安定した投球内容とストレートの速度

2回以降も走者を出しましたが、追加失点を抑えています

田中投手のストレートは最速で145キロを記録し、三振も1つ奪いました

一方で、四球は1つ与えたものの、全体的には力強い内容でした

野手としての試みも

この試合では田中投手が9番で打席にも立ちました

3回の先頭打者としての1打席目では、元中日・笠原投手の前に空振り三振に倒れてしまいます

5回には1死一、二塁の場面でバントを試みますが、これが笠原投手の正面となり走者が三塁で封殺される結果となりました

結局、相手の送球ミスにより田中は一塁に残ったものの、ここで代走が送られ、交代となります

開幕に向けての準備

この試合は田中投手にとって開幕前最後の登板でした

次回の登板は、4月3日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で、シーズン初戦となる予定です

実戦での好投は、今季の成功に向けた良いスタートを切るための大きなアピールとなるでしょう

田中将大投手の今シーズン初めての実戦登板は、まさに期待通りの内容でした。5イニングを投げきり、失点1と安定した成績を残すことで、開幕に向けての万全な準備が整ったことがわかります。野手としてのバント試みは苦い結果になりましたが、もともとピッチャーである田中選手の打撃センスにも注目が集まりそうです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは? イースタン・リーグは、日本のプロ野球の二軍(育成)リーグの一つで、主に東日本のチームが参加しています。選手が一軍に昇格するために必要な実績を積む場所でもあります。
  • 被安打とは? 被安打は、ピッチャーが投げたボールに対して相手チームがヒットを打った回数を示します。これはピッチャーの投球内容を評価する重要な指標です。
  • ストレートとは? ストレートは、ピッチャーが投げる最も基本的な球種の一つで、速球とも呼ばれます。速さや直進性が求められ、打者にとっても脅威となります。

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