対戦相手の西南大学に対して、ロドリゲスは3番手として登板し、8回を1安打1失点に抑えた
試合の内容
ロドリゲスは、16球を投じてこの日の最速152キロを記録彼は試合後、「ストライクをゾーンに投げていくことができた」と述べ、満足のいく出来だったことを伝えた
8回裏には初めの打者を変化球で空振り三振に仕留めた後、安打と2つのエラーが影響し、1死満塁のピンチを迎えた
しかし、1点を失ったものの、続く打者を再び空振り三振にし、追加点を許しませんでした
ロドリゲスの経歴
ドミニカ共和国出身のロドリゲスは、2022年にソフトバンクへ入団23年5月には、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術、通称トミー・ジョン手術を受け、長いリハビリ生活を送りました
昨秋には復帰したが、今年初めには右肩を痛め、再度リハビリ形となった
実戦復帰2試合目となる今回の投球は、彼にとって重要な節目であった
コーチの評価
寺原隼人3軍投手チーフコーチは「いい球を投げているし、コントロールが良く、ストライクが取れる計算できる投手」と高く評価しており、ロドリゲスに大きな期待を寄せている
彼はファンから「右のヘルナンデス」と呼ばれており、その理由について「活躍している素晴らしい投手なので、そう呼ばれるのはうれしい」と喜びを表現した
今後の目標
ロドリゲスは、2軍でのさらなるレベルアップを目指し、「最終的には背番号2桁になって(本拠地の)みずほペイペイドームで投げることが目標」と今後の意気込みも語った復活の兆しを見せる彼の活躍が期待される
今回のロドリゲス投手の活躍は、彼にとって久しぶりの実戦と言える重要な試合でした。怪我から復帰し、期待に応える形での投球は、ファンやチームメイトのみならず、関係者全体に希望を与えるものでした。彼の成長と今後のプレーに注目です。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?野球選手の肘の靱帯を再建する手術のことで、主に肘を酷使するピッチャーに多く行われます。
- コントロールとは?投手がどれだけ狙った場所にボールを投げられるかを示す能力で、優れたコントロールは良い投手の条件と言えます。