昨年11月には左膝を手術し、その後リハビリを経て開幕までの準備を進めてきた周東選手は、「この開幕を迎えられることが一番うれしい」と安堵の表情を浮かべた
チームの目標と自身の役割
周東選手は、今シーズンのチーム目標について「圧倒的にパ・リーグを制して、日本シリーズの舞台に戻り、最後は笑顔で終われるように頑張りたい」と語り、チームへの強い思いを示した開幕戦ではリードオフマンとして1番打者に起用される見込みであり、「足が震えます
3回目ですけど、すごく緊張する」と正直な気持ちを表しつつも、「塁に出て、チームに貢献することが大切」とその役割に対する決意を新たにした
社会貢献活動への取り組み
加えて、周東選手は今シーズンから小児がん患者への支援を目的とした新たな寄付活動を始めることを発表した「公益財団法人がんの子どもを守る会」への寄付を、1盗塁につき5万円行うというものだ
「僕の1個の盗塁で何人救えるか分からないけど、ひとりでも多くの方に良くなってもらいたい
一個でも多く盗塁して、一円でも多く寄付できるように頑張りたい」と、意気込みを述べた
これにより、周東選手は自らのプレイだけでなく、社会貢献にも力を入れる姿勢が伺える
ファンへの感謝
周東選手は、さらにファンに対しても感謝の意を表し、「応援があってこそ僕たちがいるので、一緒にこのシーズンを楽しんでいきたい」と締めくくった周東選手の開幕に向けた意気込みと新たな社会貢献活動は、ただの選手としての枠を超えた素晴らしい取り組みであり、ファンとのつながりも大事にしている姿勢が印象的です。シーズンを通じて、こうした活動が多くの人に影響を与えていくことを期待しています。
キーワード解説
- リードオフマンとは?:試合の始まりに打席に立つ1番バッターのことで、主に出塁や盗塁を狙う役割を担っている。
- 公益財団法人とは?:営利を目的とせず、公共の利益のために活動する団体で、寄付金を受け取って社会貢献を行う。
- 盗塁とは?:野球において、走者がボールが投げられている間に次の塁に進むことを言う。