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藤川球児監督が「岡田流験担ぎ」を引き継ぎ、新シーズンへ臨む

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今季から阪神タイガースの指揮を執る藤川球児監督(44)が、開幕戦を目前に控え「岡田流験担ぎ」を引き継ぐ意向を示しました

開幕戦は28日に広島との対戦が予定されており、藤川監督は27日に現地入りしました

岡田前監督(現在は球団のオーナー付顧問)のもとで行われていた、「黒星が続くとホテルから球場へのバスのルートを変更する」というスタイルについて問われると、藤川監督は「それもひとつのアイデアとして良いかもしれない」とし、踏襲する考えを伝えました

岡田監督時代は、救援陣の要として活躍していた藤川監督は、この変更が単に行き当たりばったりではないことを理解しています

「まだ1試合も戦ったことがない

もしそれで監督としての自分やチームのメンタリティが元に戻るのなら、それも一つの手」と話し、チームをフラットな状態に戻すことが目的であると説明しました

藤川監督の理想には、就任会見で触れた岡田監督の姿があり、「当たり前のことを普通にやる」という岡田イズムが根底にあります

自身の験担ぎについては「全くない」と即答しつつも、「バスのルート変更」を否定しなかったのは、恩師の考えに賛同しているからです

シーズンが28日の広島戦から始まります

藤川監督は現役時代に「火の玉ストレート」で有名で、勝ち続けることで戦法の変更が不要であると考えていました

しかし、監督として「虎の将」に徹する今、目指すは日本一であり、藤川阪神がどのようにシーズンを戦っていくのかに注目です

藤川球児監督が「岡田流験担ぎ」を引き継ぐ姿勢は、前監督の経験を生かそうとする意図が見え、チームの精神的安定を図るための戦略と言えるでしょう。新たなシーズンを迎える中で、藤川監督がどのようにチームを立て直していくのか非常に注目です。
キーワード解説

  • 岡田流験担ぎとは?:岡田流験担ぎは、阪神タイガースの前監督岡田彰布氏が実践していた、試合の勝敗に影響を及ぼすとされる儀式や行動のことです。特に悪い流れが続いた際に、バスのルートを変えるという行動が挙げられます。
  • メンタリティとは?:メンタリティは、精神的な状態や心の持ち方を指します。選手やチームのメンタリティが良いと、プレーにポジティブな影響を与えることが期待されます。

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