阪神・村上頌樹、初の開幕投手に挑む準備万端
プロ野球界を賑わせる阪神タイガースの村上頌樹投手(26)が、27日にマツダスタジアムで行われた最終調整を経て、キャリア初の開幕投手としての舞台に臨む準備を整えた昨年にはセ・リーグの最優秀選手(MVP)と最優秀新人に輝いたこの右腕は、過去の経験を生かして自然体での投球を目指す
緊張感を楽しむ
村上は、開幕に向けて必死な思いを抱いていた雨に濡れながら行ったシャドーピッチングでは、翌日には大勢の観衆の前で投げる自分を想像しながら、何度も繰り返し練習を行った
過去に開幕戦を経験した西勇輝選手からは「緊張したが、その瞬間を楽しんだ」との言葉を聞いており、村上自身も「楽しみながら投げられたら」と期待を膨らませた
新たな武器と強化された自信
新たにスライダーを習得した村上は、オープン戦での防御率が0.84という好成績を収めており、藤川監督からはエースとして信任されている監督は「約5カ月の間、しっかりとした取り組みで自信を持って送り出せる状態」と述べ、期待をかけた
プロ5年目での開幕投手は、選手にとって特別な意味を持つ
忘れられない過去の経験
村上は、昨年の広島戦での悔しい思い出も抱えているその試合では、延長戦でサヨナラ二塁打を浴びて号泣した経歴がある
「リセットしてフレッシュな気持ちで臨む」と決意を新たにしており、チームに流れをもたらすため、一層の覚悟で臨む
勝利を重ねることで、師匠の青柳修平選手への報告も目指しており、「勝ったら連絡したい」と語る彼は、エースとしての責任を感じながらも、楽しい瞬間を味わうことを重視している
村上は、「必ずチームに1勝目をもたらしたい」と強く意気込んでおり、開幕戦を通じて藤川監督率いるチームをVへと導く決意を語った
村上頌樹選手の初めての開幕投手に対する意気込みは、非常に頼もしいものです。多くの選手が経験するプレッシャーの中で、楽しみながらマウンドに立つ姿勢も素晴らしいと思います。過去の苦い経験を乗り越え、いかにして成功につなげるかが今後の彼の成長に大きな影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- 開幕投手とは?
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- シャドーピッチングとは?