しかし、同点でマウンドを降りたため、本拠地での初勝利を逃すこととなり、これで13試合連続で勝利なしという結果になった
ボスは元々10日の試合で先発予定だったが、雨天による中止のため、スライドして11日に登板
4月25日の日本ハム戦での2勝目以降、勝ち星から遠ざかっている
試合開始時から秒速14メートルの強風が左翼から本塁に向かう難しい投球コンディションの中、ボスは初回に1死二塁のピンチを迎えた
しかし、相手の強打者、3番頓宮と4番杉本を抑えてこの危機を切り抜けた
さらに、2回には1死一、二塁のピンチもあったが、捕手の佐藤都が強肩を見せ、大里選手の二盗を刺すなど無失点で切り抜けた
3回も走者を背負ったが、2死一塁から頓宮選手から空振り三振を奪い、得点圏にランナーを進めさせることはなかった
両軍無得点の4回、1死から西野選手に中前安打を浴び、その後の太田選手には中越えの適時二塁打を打たれ、先取点を献上
しかし、直後の4回裏にロッテは反撃
先頭の高部選手が内野安打で出塁し、二盗と三盗を決め、1死三塁で池田選手の左犠飛により同点に追いつく
ボスは同点となった5回も、2死から宗選手の打球が体に当たり内野安打となった不運もあったが、頓宮選手から147キロの速球で見逃し三振を奪い、ピンチを乗り越えた
6回からは2番手の小野守護神に交代
その後、ボスは今季13試合で3勝目を挙げることができず、2勝6敗、防御率3.82という成績で試合を終えた
オースティン・ボス選手の投球は力強く、特に三振を奪う技術に優れています。しかし、勝利が遠のいている現状は本人にとっても厳しいものでしょう。チームとしては勝ち星を重ねていくことが重要です。次の試合での巻き返しに期待したいです。
キーワード解説
- 奪三振とは？：打者が三振になることを奪うこと。ピッチャーの力量を示す重要な指標。
- 防御率とは？：投手がどれだけ安打を許したかを示す指標で、数値が低いほど良い。
- スライド登板とは？：試合の中止や予想外のトラブルなどにより、予定していた登板日を変更すること。
