ヤクルト・小川、106日ぶりの勝利を飾る

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◇セ・リーグ ヤクルト9―4DeNA(2025年8月11日 神宮) 「燕のライアン」と称されるヤクルトの小川が、チェンジアップ投球や新たなフォームを駆使し、106日ぶりに勝利を手にした

小川は5回を無失点に抑え、4月27日の中日戦以来の3勝目を挙げ、チームの連敗を2で止める結果となった

新たな投球スタイルへの挑戦

今シーズン、2度の2軍落ちを経験した小川は、1軍に復帰するにあたり新しい投球スタイルに挑戦

初回からコントロールを重視しつつも、「タイミングを外して打者が嫌だなと思ってくれれば」と意図を語った

初球には足を上げず、即座にクイックモーションで投球を行った

フォームの変化とその効果

従来の2段モーションから進化し、一気に高く左足を上げる新たなフォームでは、背中を少し丸めて構えることで、打者に対処しやすい姿勢を生み出そうとしている

これにより、より多様な球種を使い分けられるようになったと考えられている

多彩な投球術で試合を制す

4回の先頭打者に対して投げたのは「スロー・チェンジアップ」

これは球速97キロの緩い軌道で沈む球で、数年前から復活させた持ち球である

小川は7安打を許しつつも、工夫を凝らした投球術によって打者を翻弄し、無失点を守り抜いた

感慨深い勝利の瞬間
試合後、小川は「1軍のマウンドに立てるありがたさを感じた」と感慨深い様子を見せ、これまでの挑戦が実を結んだことを喜んでいる

今後の成長が期待される

小川選手の新たな挑戦は、今後のシーズンにおいて非常に重要な意味を持つでしょう。新しいフォームを確立し、勝利を掴んだことで、自信と成長が感じられました。投球スタイルの変化がどのように影響するのか、今後の試合に注目です。
キーワード解説

  • クイックモーションとは?:クイックモーションは、投手が投球動作の中で素早く投球を行う技術で、打者がタイミングを取りにくくする効果があります。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投球のスピードを意図的に遅くする変化球で、打者のタイミングを狂わせる役割があります。
  • フォームとは?:投手のフォームとは、ボールを投げる際の手の位置や体の動きを指し、効果的な投球に大きな影響を与えます。

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