しかし、チームの最前線で奮闘している選手たちの中には、本来の力を発揮できていない選手も存在します
特に、小久保裕紀監督が率いるソフトバンクで、思うような結果を出せていない選手は6名います
今回は、その中から津森宥紀選手の現状を詳しく紹介します
津森宥紀選手の現状
投打：右投右打身長／体重：176cm／87kg
生年月日：1998年1月21日
経歴：和歌山東高 - 東北福祉大
ドラフト：2019年ドラフト3位 ソフトバンクの中継ぎ陣で活躍が期待される津森宥紀選手は、今季序盤から苦しんでいます
彼は4月に6試合連続無失点を記録するも、同月27日の東京楽天ゴールデンイーグルス戦でサヨナラヒットを浴びて今季初黒星を喫しました
続く同月30日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、1本塁打を含む4安打2失点の失敗があり、5月1日に登録抹消されて二軍調整へと入ります
今季の彼の直球は150キロを越えるも、十分な威力を発揮できていないようです
特に、相手打者に詰まらせたり、うまく捉えられたりする場面が目立っています
2021年から毎年45試合以上に登板しているため、勤続疲労が影響している可能性も考えられます
しかし、6月19日に一軍に再登録され以来、徐々に調子を取り戻しつつあります
6月29日の千葉ロッテマリーンズ戦では1イニングを投げて1ホールドを記録し、7月20日の西武戦でもホールドを記録しています
今季の成績は、18試合登板で4ホールドポイント（1勝1敗1セーブ、3ホールド）となっており、防御率は4.41です
好調時と比べると、投球後の右足の踏み込みが深すぎることが直球の威力を落としている一因かもしれません
津森選手の本来の持ち味である右サイドスローからの「伸び上がるストレート」の威力が戻るか、今後の展開に注目が集まります
この記事では、福岡ソフトバンクホークスの選手、津森宥紀選手が直面する課題やその現状を詳細に分析しています。特に、彼の投球がなぜ本来の力を発揮できていないのか、トレーニングや勤続疲労が影響している可能性も指摘されており、今後の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- ペナント制覇とは？：プロ野球シーズン中に行われるリーグ戦の優勝を目指すことを指します。
- 中継ぎ陣とは？：野球において先発投手の後に登板し、試合をリードする役目を担う投手たちのことです。
- ホールドとは？：リリーフ投手が試合を救うために、勝っているチームの状況で登板し、試合を終了させた投手に与えられる記録です。
- 防御率とは？：投手の成績を示す指標で、投球回数に対する失点の割合を表します。防御率が低いほど投手が優れているとされます。
