東大阪大柏原、甲子園で完封負け-春夏無得点は実に45年ぶりの屈辱

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◆第107回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 尽誠学園3―0東大阪大柏原(12日・甲子園)東大阪大柏原は、惜しくも尽誠学園に完封負けを喫し、甲子園での挑戦が初の聖地で終わった

監督の土井健大氏(36)は試合後、「間合いを変えながら丁寧に放られた

打線がつながらず、完全にやられた」と唇をかんだ

今回の敗北は、大阪勢にとって屈辱的なものである

今春のセンバツで出場を逃し、春夏ともに無得点に終わるのは、実に1980年以来、45年ぶりの自己記録となる

また、無得点は特に史上初の出来事でもある

甲子園では全国最多の通算400勝を誇る大阪勢にとって、この結果は痛手となった

試合の2日前には、主将で4番の竹本歩夢選手が左手を負傷する事態が発生

この時は有鉤骨骨折の疑いが持たれたが、彼は何とか「8番・捕手」として強行出場

片手で食らいつく姿勢を見せたものの、5回の2死二塁で代打に送られると、チームはそこから直後に3失点を許してしまった

「みんなの期待を裏切った

最後まで戦えなかったのは悔しい」と涙を浮かべ、彼の不在が響いたと語った

指揮官の土井監督は、履正社での03年、自己も初戦で完封負けを喫した過去を思い出し、「1勝の難しさを再認識した」「戻ってくるきっかけをもらった」と前向きに捉えた

彼は「ザ・高校野球を目指してやっていきたい」と力強い決意を示した

加えて、東大阪大柏原のOBで、吉本新喜劇のGM間寛平氏(76)がメガホンを手にアルプス席で応援

「残念ながら負けてしまいましたが、久しぶりに応援して楽しかったです」と自身のXアカウントに投稿した

今回の試合は東大阪大柏原にとって厳しい結果となりましたが、チームは前を向いて新たな目標を設定し、再起を図る意向を示しています。学生たちが掴んだこの経験は、今後の成長につながる重要なものです。また、竹本選手の頑張りは多くの人に感動を与えました。
キーワード解説

  • 甲子園とは?:甲子園は、毎年春と夏に行われる高校野球の全国大会が開催される日本の野球場で、非常に伝統ある場所です。
  • 完封負けとは?:完封負けは、試合中に一度も得点できずに負けることを指します。つまり、相手チームが得点をしても自チームが得点できずにそのまま終わってしまうという意味です。
  • 有鉤骨骨折とは?:有鉤骨骨折は、手首の一部にある骨が折れることです。特に運動中に怪我をしやすく、治療には時間がかかることがあります。

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