巨人の森田駿哉、プロ初勝利から続く活躍でチームを救う

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(セ・リーグ、巨人5-0中日、18回戦、巨人10勝8敗、12日、東京D)巨人は12日、中日に快勝し、貯金を「1」とした

この試合の立役者は、2年目の森田駿哉投手(28)

彼はプロ初勝利を挙げてから中5日での先発となり、自己最長の7回を投げ切って2安打無失点、6奪三振という素晴らしい成績を収めた

先発投手陣では不振や故障者が多い中、森田は真夏の9連戦でチームに圧巻の2連勝をもたらした

彼は高校日本代表での仲間である岸田選手のサインを信じてマウンドに立ち、初めての7回の登板でも気迫を見せた

特に、97球目に投じたフォークボールで山本選手を空振り三振に仕留めた瞬間は、拳を握るほどの気合が感じられた

試合の始まりは苦しかった

1回の表、先頭のブライト選手に二塁打を許し、2四死球で1死満塁という厳しい立ち上がりとなった

しかし、百戦錬磨のベテラン坂本選手が森田に声を掛け、彼はそれを支えに冷静な投球を続けた

三塁からの坂本のフォローにより、森田はチェイビス選手を遊ゴロの併殺打に仕留め、ピンチを乗り越えた

富山出身の彼にとって、巨人は特別な存在だった

子供の頃から巨人の試合を観戦し、阿部監督らの姿を見て憧れを抱いていたという

東京ドームでの投球は、彼にとって感慨深い体験だった

彼は「小さい頃から見ていた人たちの中で投げられているのはすごい不思議な感じ」と振り返り、感謝の気持ちを表した

また、同学年で高校日本代表に選ばれた岡本選手も左肘靱帯損傷からの復帰が見込まれており、森田は「僕がそのおこがましいですが、2人はずっと活躍していますし、そこに負けじと、一緒に1軍の舞台で結果を出していけたらいい」と意気込みを語った

新たな歴史を築く「96年世代」の旗手として、今後の活躍が期待される

記事からは、森田投手の不屈の精神とチームへの貢献が伝わってきます。彼が先輩からのフォローを受けてピンチを乗り越え、これまでの経験を活かして力強い投球をしたことは、若手選手の模範ともいえるでしょう。また、チーム全体が連携して勝利を目指す姿勢も印象的です。これからの巨人の成長に期待がかかります。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投球する際に使う変化球の一種で、ボールが落ちるように見えるため、バッターが打ちにくい球です。
  • 靱帯とは?:靱帯は、骨と骨をつなぎ、関節を支える結合組織で、運動する際の安定性を保つ役割があります。
  • 自責点とは?:自責点は、投手が自分の投球によって失点した得点のことを指します。投手の成績を示す重要な指標です。

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