ドラフト5位ルーキー・広池康志郎、6試合連続無失点の快投を続ける
千葉ロッテマリーンズのドラフト5位ルーキー、広池康志郎投手が、8月11日のオリックス・バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で4番手として登板し、無失点の素晴らしいピッチングを披露したこの試合で広池は1回を投げ、打者3人を無安打に抑え、これで6試合連続無失点となる
「無失点で投げることができて良かったです
まだ短いイニングですが、せっかくチャンスを頂いて投げさせてもらえているので、全力で投げるだけです」と元気に話す広池
彼のプロ初登板は6月21日の横浜ベイスターズ戦で、ここで2回を投げ被安打4、3失点と厳しいスタートを切った
この試合では3者連続ホームランを浴び、悔しい気持ちを養った広池は、その経験を生かそうと2軍への降格後、変化球の精度向上に注力した
ウィークポイントの克服
「大学時代からの持ち味であるチェンジアップが、プロに入ってから調子を落としあまり使えなくなっていましたでも、スカウトの方が評価してくださったポイントの一つがこの変化球
再び自分の武器として見つめ直そうと決心しました」と振り返る彼は、再登板時にはストレートとチェンジアップのコンビネーションでしっかりと打者を抑えている
「変化球の精度が上がってきています
ストレートには自信がありますが、それを存分に生かせるように変化球の練習を続けています
それが少しずつ、1軍で出せるようになっています」と力強く語った
プロの先輩たちからのアドバイス
プロ1年目の広池は、日々の練習を通じて多くのことを学び、新しい経験を積み重ねている先輩選手たちからも多くの助言を受けており、印象に残っているのは、初先発の際に沢村拓一選手がかけてくれた言葉
「初登板は野球人生で一度しかない
だから結果を気にせず、おもいっきり投げてこい」との言葉は、緊張する背中を押してくれた
今もその初登板の日を重要な経験と捉え、全力でプレーを続けている広池
背番号「64」を背負い、少しずつ大きな選手に成長している姿が見受けられる
広池康志郎選手は初登板の際の苦い経験を乗り越え、6試合連続無失点を達成しました。これは彼の努力と成長の証であり、プロ野球で求められる競争の厳しさを実感する瞬間でもあります。
キーワード解説
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