試合は、２―０の３回に２死一塁の場面で、相手投手の曽谷が投じた真ん中高めの直球を力強く振り抜き、ボイトは左翼席に４号２ランを放った
この一発は、７月２７日の西武戦以来、実に１３試合ぶりのホームランである
ボイト選手は、2020年のメジャーリーグでヤンキースに所属していた際、新型コロナウイルスの影響で短縮されたシーズンにおいて、わずか60試合で22本のホームランを挙げ、アメリカンリーグの本塁打王にも輝くなど、その打撃力が証明されている
今回のホームランは、その実力を再確認させるものだった
初回の第１打席では、２死一、二塁の場面で左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、その後の得点にも貢献している
ボイト選手は、試合後「早い段階で（先発の）古謝を援護して楽にさせてあげたかったからね
チャンスで打てて良かったよ」と笑顔を見せ、チームの勝利への貢献を喜んだ
この試合は、順位が1つ上の3位オリックスとの直接対決ということもあり、ボイト選手の存在感は特に重要だった
今後の試合でもその活躍に期待が高まる
今回の試合でのボイト選手の活躍は、チームの勝利だけでなく、彼自身の自信を取り戻す重要な一歩となったと言えるでしょう。期待される実力を持つ選手が、重要な局面で打撃を決めることで、チーム全体の士気も上がります。今後の試合でも、さらなる活躍が見られることを期待したいです。
キーワード解説
- パ・リーグとは？ 日本プロ野球（NPB）の2つのリーグのうちの1つで、もう1つはセ・リーグです。両リーグはそれぞれ12チームが所属し、シーズン中に試合を行います。
- 指名打者（DH）とは？ 野球のルールの一つで、投手に代わって打席に立つ選手のことです。アメリカンリーグや日本ではパ・リーグで採用されています。
- 直球とは？ ピッチャーが最も基本的に投げる種類のボールで、変化球に対してまっすぐな投球を指します。打者にとっては、タイミングを取りやすい球種です。
