巨人・田中将大が200勝目前で同点に追い付かれる、課題が浮き彫りに
◇13日 巨人―中日(東京ドーム) 日米通算200勝に王手をかけた巨人の田中将大投手しかし、この日はチャンスを逃し、同点に追い付かれ、勝利には至らなかった
試合は、巨人が3点リードして迎えた5回表に変わりました
1死一塁で、山本を打ち損じさせる場面が訪れました
しかし、守備のミスが発生
門脇が二塁に送球するも、そのボールはベースカバーに入った遊撃手・泉口の頭上を越え、ファウルゾーンまで転がってしまいました
この間に、一走が生還
これにより試合の流れが一変しました
その後、続く打者の上林に直球を捉えられ、右翼フェンス直撃の適時二塁打を許して同点に追い付かれました
また、ボスラーには落ちきらなかったスプリットを中前にはじき返されてしまい、試合は振り出しに戻ってしまいました
田中はこの日、最速148キロを計測する場面もありましたが、要所での制球が甘くなり、勝ち投手の権利を逃してしまいました
前回の登板、7日のヤクルト戦では6回途中で2失点、勝敗はつかなかったものの、今季ワーストの4四球を出していました
今回は四球は1つに抑えたものの、安打を7本許してしまったことが新たな課題となりました
「勝ちにつながる投球をやるだけ」と語る田中は、強い気持ちを持ち続けていますが、今後はその気迫を白星に結びつけることが求められています
田中将大選手の試合におけるパフォーマンスは非常に注目されるが、今回の試合では守備のミスが影響したと思われる。投手としては自分の責任を果たしつつも、チーム全体のプレーにも目を向ける必要がある。200勝に対する期待が高まる中で、今後の試合での成長が待たれる。
キーワード解説
- 最速とは? 速さの最も高いことや状態を指し、ここでは田中が計測したボールの速さを示している。
- 制球とは? 投手がボールを投げる際に、狙った場所に投げられる技術を指し、試合のパフォーマンスに大きく影響する。
- 白星とは? 勝利を意味する言葉で、特に野球の試合において勝利が記録されることを指す。

