その中で、巨人の先発投手・田中将大選手(36)は沸き立つファンの前で、中5日で登板したが、苦しい結果となった
田中投手は5回を投げ、7安打3失点という成績で無念の降板を余儀なくされた
なお、3点は自責点ではなく、後ろを支える守備陣の失策が影響した
特に、5回表にはリードを守りきれず、1アウト一塁の場面で二塁手・門脇選手の悪送球が引き金となり、相手に1点を返されてしまった
続いて上林選手の適時打が出てさらに1点、そして2アウト二塁の場面でボスラー選手に中前適時打を許し、試合は同点に持ち込まれた
田中投手は、イニング終了後に「ごめん」と門脇選手を気遣う姿が印象的で、チームのムードを大切にするベテランらしいコメントで後輩を励ました
ピンチを跳ね返す闘志
初回から田中投手は強い気持ちを持って投げ続け、特にピンチの場面での4番細川選手に対しては、147キロのツーシームを投げ込んで見逃し三振を奪った前回のヤクルト戦でも6回途中での耐えた投球が評価されながらも、結果が伴わないもどかしさを持つ田中投手
日米通算199勝に届かず、次回に向けての気持ちを新たにしていた
「まだまだだと感じましたので、なんとかいい形で投げられるように修正したい」と語った田中投手の言葉には、次の登板への強い意気込みが感じられた
田中投手の投球内容は、良い部分もありましたが、特に5回の失点時の守備のミスが痛手でした。ベテランとして若手選手を気遣う姿はチームの士気を高める要因となるでしょう。次戦への期待も高まります。
キーワード解説
- 自責点とは?:自責点とは、投手が自らの投球によって失点した点数を指します。エラーなどで失点した際は自責点には含まれません。
- ツーシームとは?:ツーシームは、投球時にボールがバットに当たる際に自然に回転をかけることで、打者の手元で動くように見える変化球です。
- ピンチとは?:ピンチとは、試合中に得点を奪われる可能性が高い危険な状況を指します。

