横浜高校、織田翔希投手が無失点救援で甲子園2回戦を勝利に導く

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◇14日 全国高校野球選手権2回戦 横浜5―1綾羽(甲子園) 全国高校野球選手権の2回戦で、横浜高校の織田翔希投手(2年)が素晴らしい投球を披露し、チームの勝利に貢献した

試合は、3万5,000人を超える観衆が集まる中行われた

この日、織田選手は1点ビハインドの4回から登板し、初球で自己最速タイの152キロを記録した

「悪い流れを変えるという意味で力がこもったかなと思う

球速よりも無失点で横浜に流れをもって来られたのが良かった」と振り返る織田選手は、冷静に試合に臨んでいた

今大会初戦となった敦賀気比(福井)戦では完封を達成したことも影響して、登板時の緊張感が感じられたが、この日は天候にも恵まれ、投球に集中できた

織田選手は、走りの良い直球を軸にしながら、5イニング2/3を投げ、3安打1四球という成績を記録

さらに、5回には2死二塁から中前への同点タイムリーを放ち、甲子園初盗塁も成功させた

「自分で同点にしたかった

盗塁はサイン

アウトになっても次が1番からだったけど、びっくりです」と、思わず冗談交じりに語った

試合の最後には、レフトのスタメン選手である奥村頼選手(背番号1)と交代した

奥村選手は6月に左足を怪我しており、神奈川大会でもそれほど登板できていなかったため、監督からの配慮があった

村田浩明監督は「だいぶよくなってきて、きょう投げて間違いなくよかったので、次からは普通に投げてくれると思います」と期待感を示した

織田選手は、1998年に春夏連覇を成し遂げたエース松坂大輔さん(元西武ほか)のアドバイスを心に留め、これで14イニング2/3を無失点に抑えた

彼は「視野を広くした方がいいと言われた

周りの声が聞こえるようになったし、自分でも声をかけられている

次も勝利に貢献するピッチングをしたい」と意気込みを語った

横浜高校は、大阪桐蔭と並ぶ史上2校目となる2度目の春夏連覇を目指し、次の3回戦では津田学園(三重)との対戦を控えている

織田翔希選手の活躍が光った試合で、無失点の投球だけでなく、打撃面でも貢献したのが印象的です。観衆の期待に応える姿勢は、今後の試合でも注目されるでしょう。次の対戦相手との戦略も気になるところです。
キーワード解説

  • 甲子園とは?全国高校野球選手権の行われる特設スタジアムであり、全国の高校が真剣勝負を繰り広げる場です。
  • 無失点とは?投手が試合内で相手チームに得点を許さないことを指し、ピッチングの質が非常に高いことを示します。
  • 救援投手とは?先発投手が交代した後に試合を引き継ぎ、ゲームを維持または勝利に導くために登板するピッチャーのことを指します。
  • タイムリーとは?野球において得点につながるヒットのことを指し、特に相手チームに対して有利な場面で打たれたら重要です。

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