この一戦は「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」とされており、井上投手は「絶対に勝たなければいけない試合だと思っている
自分にとっても与えられたチャンスの大事な1試合
そういう日に投げられることに感謝して自分がやるべきことに集中したい」と意気込みを語りました
井上投手は、今季で高卒6年目を迎えており、これまでの成績は3勝6敗、防御率3.31
前回の先発試合は、7月31日の中日戦で一塁ベースカバーを怠るミスを犯し、5回途中で3失点と苦い経験をしています
その後、8月1日に出場選手登録を抹消されましたが、6日のイースタン・DENA戦では5回を1安打0封と好投し、再び先発のチャンスを掴みました
井上投手は、過去の偉大な投手たちからのアドバイスをもとに練習を重ね、ポジティブな心構えで臨んでいるといいます
「桑田さんや内海さん、杉内さん、阿部さんに言っていただいたことを自分の中で整理して、うまくいくように練習していました」とのことで、精神的にも万全の準備を整えています
また、長嶋茂雄さんが亡くなられた6月3日以降、井上投手はロッテ戦で先発し、7回5失点という結果になりました
その悔しさを持って、今回の試合では良い結果を出すことを誓っています
「前回そういう日に打たれてしまったので、今回はいい姿を見せられるようにしたい」と話し、ファンへの感謝の気持ちも語りました
井上温大投手の気迫あるコメントが印象的です。高卒6年目でありながら、厳しい環境の中で成長を続けている姿勢は、多くのファンにも勇気を与えることでしょう。長嶋茂雄さんの追悼試合という特別な舞台での投球は、選手にとっても大きな責任を伴いますが、良い結果を出せるよう願っています。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は、投手の投球成績を示す指標の一つで、投球回数に対する自責点の割合を示します。防御率が低いほど、優れた投手とされます。
- ブルペン投球とは?:ブルペン投球は、試合前に投手が行う練習で、実際の試合のようにボールを投げることです。この練習は、投手の感覚を養い、体調を整えるために役立ちます。
- 先発投手とは?:先発投手は、試合の初めから投げることが予定されている投手のことを指します。試合の流れを決定づける役割を持つ重要な選手です。

