ソフトバンク、逆転負けも川瀬晃が好調を維持

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 パ・リーグの首位を走る福岡ソフトバンクホークスは、8月14日の埼玉西武ライオンズとの一戦で2―3と逆転負けを喫し、連勝は6でストップした

試合はまさかの結末を迎えた

1点ビハインドの9回、二死一、二塁の場面で打席に立った川瀬晃内野手が、追い込まれながらも中前打を放つ

しかし、一塁走者の嶺井がオーバーランをしてしまい、野手の送球によりタッチアウトとなり同点とはならなかった

 試合後、小久保監督は「すごい終わり方やったね

でもよく粘りました」とチームを労った

今回の敗戦により、2位の北海道日本ハムファイターズとのゲーム差は3に縮まったが、一方で収穫もあった

川瀬は「9番・遊撃」として先発出場し、2号の2ランホームランを含む3安打の大活躍を見せた

監督は「勝ちゲームにしてあげたかった」と称賛の言葉を投げかけた

 今季、二軍からは今宮や栗原といった選手が実戦復帰し、一軍昇格も近づいている

内野のポジション争いが激化する中で、川瀬は「ダウンズや(野村)勇さんもすごく結果を残している

最近の自分の結果が出ていない分、もどかしさはある」と心境を語った

層が厚いホークスというチームでの競争はさらに本格化している

 さらに、この試合では外野手の周東佑京がコンディション不良で欠場したため、川村友斗が「1番・中堅」で今季初のスタメンに起用された

しかし、川村は無安打と振るわなかった

小久保監督は「佑京が出ないときはチャンス

センターは(佐藤)直樹か牧原か川村

今日は川村にチャンスを与えた」とチャンスの意義を説明した

 今季は主力選手が不在の中で新しい力が台頭してきたホークス

主力が近いうちに復帰するタイミングでの競争の活性化は、チームにとってプラスに働くだろう

首位を守るために、若い選手たちの奮闘が益々期待される

今回の試合では、ソフトバンクが逆転負けを喫しましたが、川瀬晃選手の活躍は素晴らしかったです。特に、チャンスの場面での打撃は光りました。若手選手の競争が高まる中で、これからも新たな力が台頭してくることが期待されます。
キーワード解説

  • 連勝とは?チームが試合に勝ち続けることを指す。連勝はチームの士気を高め、観客の期待感を増す要因となる。
  • オーバーランとは?ランナーがベースを越えて走ることを指し、場合によってはタッチアウトのリスクを伴う行動。
  • ホームランとは?バッターが打ったボールがフェンスを越えることで得点をもたらすこと。

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