津田学園、無戦勝の利を活かし横浜との3回戦に臨む

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兵庫県西宮市で開催されている第107回全国高校野球選手権大会において、三重県代表の津田学園が不戦勝の結果、2回戦を突破した

津田学園は14日、甲子園球場で約1時間の練習を行い、次戦の対戦相手である横浜高校(神奈川)に向けた心構えを固めた

不戦勝による幸運

津田学園は、7日の1回戦で埼玉の叡明高校と延長戦に突入し、タイブレークの末に勝利を収めた

しかし、2回戦では広陵高校(広島)との対戦が予定されていたものの、広陵高校が10日に出場辞退を表明したため、津田学園は不戦勝を得て、そのまま3回戦に進むことになった

このような不戦勝は、勝利と同等の意味を持つが、試合の経験が得られないというデメリットもある

甲子園での準備

大会本部は、津田学園ナインに向けて、特別に甲子園球場での練習機会を設けた

この日は、対戦相手が決まった後、午後4時過ぎから練習が始まり、静けさの中で選手たちはシートノックやシート打撃に励んだ

練習の締めくくりに校歌を高らかに歌った佐川竜朗監督は、「気持ちを切り替えるために校歌を歌った」と語った

桑山晄太朗の意気込み

3回戦に向け、主戦左腕の桑山晄太朗投手は15球を投げた

この際、「ボールの見え方や浜風を確認できた

」とし、「相手は良いバッターが揃っているが、攻めの姿勢を忘れずに戦いたい」と意気込みを語った

今後の展望
津田学園は、今春の選抜高校野球大会の覇者である横浜高校との対戦に向けて、充実した準備が整っている

両校の実力が拮抗する中で、試合の行方は注目を集める

津田学園が不戦勝で3回戦に進出し、横浜高校との対戦を前に特別な練習機会を得たことは、選手たちにとって良い準備の場となりそうです。不戦勝は試合経験を得る機会が無くなるため、そのデメリットをどう克服していくかが今後の焦点といえるでしょう。桑山選手の意気込みにも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 不戦勝とは? 不戦勝とは、対戦相手が試合を行うことなく勝利を得ることを指します。出場辞退や不参加などの理由で自動的に勝ちとなる状況です。
  • シートノックとは? シートノックは、野球においてチーム全体が守備の動きを確認するための練習方法で、主に外野手、内野手が定位置に分かれ、キャッチボールや捕球・送球練習を行います。
  • 校歌斉唱とは? 校歌斉唱は、学校の代表として試合に臨む際に士気を高めるため、選手たちが一緒に自校の歌を歌うことを指します。チームの団結を象徴する行為です。

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