先発の高梨裕稔投手（34）が6回を投げ5安打1失点（自責0）と素晴らしいパフォーマンスを見せた
失点は味方のエラーが絡んだ4回のことだけであり、強力な直球に加え、カーブを駆使した巧妙な配球で打者を翻弄した
6回には2死三塁の場面で、4番の末包選手を遊ゴロに抑え、効果的にアウトを取った
この勝利は5月9日の巨人戦以来、3カ月ぶりの2勝目となった
高津監督は試合後、「良かったね
」と高梨投手を称賛し、「エラーがあった4回も1点でしのげたのが非常に大きかった
球にも力があり、非常にいい状態をキープしてくれている」と、その好調ぶりを評価した
打線では上位打線がしっかりと機能した
第4回に1番の太田賢吾外野手（28）が右翼への二塁打で出塁し、続く3番の内山壮真捕手（23）が先制の中前打を放つなど攻撃が炸裂した
同点となる7回には主砲・村上宗隆内野手（25）が6号ソロホームランを放ち、試合の流れを引き寄せた
高津監督は村上の打撃について、「完璧な当たりで、逆方向への打球にしては打った瞬間に感じたものがあった
離脱していた間の分も、これから彼には大いに活躍してほしい」と期待を寄せた
この日は5位の広島と対戦し、マツダスタジアムでも23年からの成績が4勝24敗3分けという苦戦が続いていたが、初戦を制して勢いをつけた
残り試合数が42試合でCS（クライマックスシリーズ）出場圏内の3位DeNAとは8ゲーム差
高津監督は「まだまだ何が起こるか分からないのが勝負の世界
前を向き、選手を信じて、絶対に諦めてはいけない」と選手への鼓舞を忘れない姿勢を見せた
ヤクルトは高梨投手の圧倒的なピッチングと、村上選手の決勝ホームランにより、広島との接戦を制しました。特に、高梨選手の好調さはチームにとって非常に嬉しい材料です。これからの試合に向けても、彼らのさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説
- 接戦とは？接戦とは、勝利が決まるまでの得点差が非常に小さい試合を指します。
- 高梨投手とは？高梨裕稔投手はヤクルトの先発投手で、強力な直球と多彩な変化球を持つピッチャーです。
- エラーとは？エラーとは、守備側がボールをさばききれずに得点の機会を与えてしまうミスのことを言います。
- ソロホームランとは？ソロホームランとは、出塁者がいない状態で打たれるホームランで、1得点が加わります。
- CS出場圏内とは？クライマックスシリーズ（CS）出場圏内とは、 playoffs に進出するための順位を指します。
