試合開始から5回までは阪神に4点のリードを許しており、巨人は敗色が濃くなっていたが、阿部監督の機転が光った
坂本の逆転3ラン
試合の流れを変えたのは、ベテランの坂本勇人選手の活躍である6回の打席に立った坂本は、相手投手・伊藤将の内角球をフルカウントから捉え、打った瞬間に自身も驚くような豪快な3ランホームランを左翼席に運んだ
この一打で巨人は1点差に迫り、観客の大歓声が響き渡った
中山の同点ホームラン
さらに、7回には無死一塁で中山選手が登場相手のハートウィグ投手から131キロのストレートをしっかりと捉え、今度は右翼席へ同点となる2ランホームランを放った
「何とかつなごうという気持ちだった」という言葉が示す通り、彼もまたチームの勝利を強く願っていた
決勝点を奪取
試合は8回に進展し、キャベッジ選手の犠牲フライでついに逆転に成功これにより、巨人は最終的に勝利を収めた
阿部監督は試合後、「最高の結果になった」と満足の意を示し、特に次戦には6月3日に亡くなったレジェンド・長嶋茂雄さんの追悼試合が控えていることから、心を引き締めて臨むことを決意した
この試合は、巨人が予想外の逆転勝利を収めたことで、選手たちの士気が一層高まる結果となった。特に坂本選手や中山選手の活躍は、若手選手にとっても良い手本となり、今後の展開に期待を抱かせるものだ。
キーワード解説
- 逆転勝利とは？勝敗が逆転されて逆に勝利を収めることを指し、試合の展開が大きく変わる瞬間を意味します。
- 代打策とは？試合中に選手を交代し、より有利な打者を起用することを指します。特に重要な局面で効果を発揮する戦略です。
- 3ランホームランとは？1回の打席で3点を得ることができるホームランのことで、非常に試合の流れを変える重要な一打です。
