中日、重要試合でDeNAに逆転負け—リリーフ陣の課題が浮き彫りに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇15日 中日3―4DeNA(バンテリン)中日は8月15日に行われたDeNAとの3連戦初戦で、4対3と逆転負けを喫した

試合は、8回2死からボスラー選手による右越えの10号ソロで同点に追いつく場面があったが、10回表にDeNAに勝ち越し二塁打を許し、試合を落とす結果となった

本紙評論家の福留孝介さんは、ボスラー選手の同点ソロに関して「相手の失投ではあったが、それを本塁打にできたことは大きな意味がある

彼は配球を考える力が身についており、状態も良い」と評価した

しかし、中日は「追いついたにもかかわらず、負ける試合が多い」ともコメントしている

中日のリリーフ陣はこの試合で今季24度目の1点差負けを喫し、8月の8敗のうち5試合が逆転負けであることが示されている

この現象について福留さんは「リリーフ陣が疲れている可能性がある」と指摘しつつ、「今日の試合からも、もっと攻めの姿勢を見せてほしい」と語った

一方、DeNAの山本選手は4安打3打点と活躍し、5回の同点ソロを皮切りに、8回と10回に貴重な勝ち越し打を放った

藤嶋選手はそれぞれのイニングで外角中心の配球によって痛打を浴び、「慎重に外角を攻める気持ちは分かるが、抑えるためには内角も積極的に攻める必要がある」と福留さんは述べた

中日の試合は一時同点に追いつく場面もあったが、最終的にはリリーフ陣が勝ち越しを許してしまった。この試合を通じて、選手たちの疲れや投球戦略が問われる結果となった。特に福留さんのコメントからは、単に守りから入るだけでなく、攻めの姿勢を持つことの重要性が感じられた。
キーワード解説

  • ボスラーとは? - 中日の選手で、最近活躍が目立つ打者。特に長打力があり、試合の流れを変える存在である。
  • リリーフ陣とは? - 試合の中で先発投手が降板した後に登板する投手たちのこと。試合の終盤での投球が特に重要で、結果が勝利に大きく影響する。
  • 配球とは? - ピッチャーと捕手の間で決められるボールの投げる位置や種類のこと。効果的な配球が試合の勝敗を左右する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。