巨人・ライデル・マルティネス、通算200セーブ達成!史上最速で記録を更新
東京ドームで行われた阪神戦で、読売ジャイアンツのライデル・マルティネス選手(28)が9回を三者連続三振で抑え、今季34セーブ目を記録しましたこれにより、外国人選手としては2人目、史上11人目となる通算200セーブを達成しました
マルティネス選手は348試合での200セーブ到達で、往年の名投手佐々木主浩が持つ370試合を上回るNPB(日本プロ野球)の最速記録を樹立しました
彼は2017年に年俸1000万円でプロ生活をスタートし、現在では巨人から4年総額60億円以上の契約を結ぶまでに成長を遂げました
試合の中で、マルティネス選手は強力な阪神打線を相手に、“スプリット”と呼ばれる変化球を使って3人を連続で空振り三振に打ち取る快投を見せました
試合後、球場内ではマルティネス選手の記録達成がアナウンスされ、観客からの拍手で祝福されました
また、28歳10カ月という年齢での達成は、パドレスの松井裕樹が記録した27歳5カ月に次ぐ2番目の年少記録としても評価されます
さらには、セーブ数においても、NPBの最多記録は岩瀬仁紀(中日)の407、2位は高津臣吾(ヤクルト)の286、外国人最多はサファテ(ソフトバンク)の234セーブです
試合終了後、マルティネス選手は流暢な日本語でインタビューに応じ、ファンやチームメートへの感謝の意を表しました
「逆転をしてくれた味方に感謝したい」と涙をぬぐいながら話しました
この日の試合では、先発の山崎投手が大山選手に2ランホームランを浴び、0-4でリードを奪われる厳しい状況でしたが、その後増田選手や坂本選手が連打を見せ逆転に成功
マルティネス選手は味方の奮闘に感謝しつつ、大記録を達成しました
ライデル・マルティネス選手の通算200セーブ達成は、NPBの新たな記録として注目されるもので、彼の成長とチームへの貢献が際立っています。特に、試合中の逆転劇とその後の活躍は、選手の努力だけでなく、チーム全体の結束も表しています。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブとは、野球においてリリーフ投手が試合を勝利に導くために果たす役割を指し、守護神とも呼ばれることがあります。投手がリリーフで登板し、試合終了時にチームがリードを保った状態である場合に記録されます。
- スプリットとは?:スプリットとは、野球の変化球の一つで、ボールが投げられた後、急に沈むような動きをするため、打者にとって打ちにくい球です。マルティネス選手がこの球を駆使することで、三者連続三振を達成しました。

