ソフトバンクの有原航平、3ヶ月ぶりの初回失点も試合は粘りの展開に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年8月16日、福岡県のみずほペイペイドームにおいて行われたソフトバンク対ロッテの試合では、ソフトバンクの先発投手・有原航平が3カ月ぶりに初回に失点を喫する場面が観られた

試合の流れ

試合は初回から動きがあり、まずソフトバンクの先発・有原は先頭打者の藤原恭大にツーシーム(厳密には直球に似た変化球)を打たれ、右前にヒットを許した

続く打者、西川史礁が二盗を成功させた後、中前に適時打を放たれ、ロッテが1点を先制した

有原航平の成績

この失点は、有原にとって6月3日の中日戦から続いていた8連勝中、初めての初回失点となる

最後の初回失点は5月16日の楽天戦の2失点であり、約3カ月間の好調ぶりが際立つ結果となっていた

監督の評価

小久保監督は試合後、有原に対して「一つ成長したんじゃないですか」と評価をし、前回の試合で3エラーを記録した左腕を称賛した

投手が初回に失点することは時に精神的な影響もあるが、有原はその後冷静さを保ち、追加点を許さなかった点が評価される

これからの展望
今後、ソフトバンクは有原の復調を期待しつつ、チーム全体の連携を高める要素として今後の練習に取り組んでいく必要がある

この試合は、今期のソフトバンクにとって重要な意味を持つ一戦であり、有原の初回失点は注目されるポイントだった。初めての失点となることで、逆に彼の成長の証とも言える。ただ、早めに失点をする中での精神的な影響をどう乗り越えていくかが、今後の彼の課題になるだろう。
キーワード解説

  • ツーシームとは?
    ツーシームは、投手が投げる際に、ボールが横に変化することを意図した球種の一つで、打者から見えたときにはストレートに見える。しかし実際には、空気抵抗の影響でボールが急に変化するため、打ちにくい球とされている。
  • 先発投手とは?
    先発投手は、試合の最初からマウンドに立つピッチャーのことで、通常は1試合を通して投げることを期待される。試合の流れや相手打線に応じた投球を求められ、特に序盤の失点が試合の結果に大きく影響する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。