中日、CS出場遠のく痛恨の敗北 DeNA戦の結果と影響を振り返る

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中日のプロ野球チームは、16日のDeNA戦(バンテリン)において、0-6という厳しい結果で敗北

これにより、チームは今季最多タイの借金「11」となり、CS(クライマックスシリーズ)出場の可能性が大きく遠のいてしまった

対DeNA戦の成績は6勝13敗となり、5年連続の負け越しが決定的になった

高橋宏斗投手の苦戦

先発投手の高橋宏斗(22)は、その立ち上がりから制球が安定せず、初回の一死一塁で佐野選手に左中間を破られ、早々に失点を許す形となった

続いて2回には、山本選手に左翼席へ運ばれ、Scoreが0-2に

5回には蛯名選手に左翼前適時打を許し、スタンドは重苦しい空気に包まれた

高橋は6回を5安打3失点で終え、「簡単に先制点を与えてしまい、その後も粘り切ることができませんでした」とガックリとした表情で話す場面が見受けられた

打線の沈黙

更に試合は進み、7回には2番手の橋本が林選手に2ランを浴びてスコアは5点差に

観客の期待が高まる中、打線はプロ初登板のDeNA・武田投手の前に7回までわずか2安打と無得点

8回は坂本、9回は中川選手に抑えられ、結果的にスコアボードは0行進のままとなった

これにより、DeNAのドラフト1位ルーキーにはプロ初勝利がプレゼントされる形となった

CS出場に向けた位置づけ

今季、3位・DeNAと2ゲーム差をつけた上でむかえたホームでの直接対決

13年ぶりのCS出場をもぎ取りたく、一戦必勝の気運が漂っていたが、結果として連敗し、ゲーム差は4に拡大

投打ともに、ここぞという場面で力を発揮できず、今季のドラゴンズを象徴するような残念な負け方だった

中日の惜しい敗北は、チーム全体の士気にも影響を与えそうで、残りの試合での逆転を狙うためにも選手たちには心の強化が求められるでしょう。打撃陣の奮起が不可欠で、特に次の試合では早い段階で先制点を取ることが重要です。
キーワード解説

  • CSとは?:クライマックスシリーズのことで、年間成績上位チームが戦うポストシーズンのことです。
  • 借金とは?:チームの勝った試合数よりも負けた試合数が多い状態を表す言葉で、借金が増えると成績が悪化することを意味します。

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