西武・与座、母校の快進撃に勇気づけられ完封勝利を達成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西武・与座が高校母校に続く完封勝利を達成

◇パ・リーグ 西武1―0オリックス(2025年8月16日 京セラD) 西武ライオンズの投手、与座が母校の沖縄尚学に続く完封劇を披露した

沖縄尚学は甲子園で県勢初の試みとして、二試合連続完封を果たし、3回戦へ進出した

与座はこの活躍に刺激を受け、先発登板

試合は6回を投げて3安打無失点という素晴らしい成績を収め、実に1カ月ぶりとなる4勝目を上げた

与座は試合後、「恥ずかしい姿を見せなくて済んで、安心した」と笑顔で語った

特に彼は、23年以来2年ぶりに京セラドームで先発登板し、高いマウンドが彼の投球スタイルに功を奏した

高めの直球に加え、落差のあるシンカーやスライダーを巧みに組み合わせ、18個のアウトのうち11個がフライアウトという結果を残した

「マウンドに合わせて投げられた

フライアウトが多かったのは良かった」と自己評価をする

試合中の最大のピンチでは、5回の1死二、三塁で対戦相手の頓宮をスライダーで中飛に打ち取った後、大里を高めの直球で左飛にするなど、サブマリン(下手投げ)投手としての技術を駆使した場面が光った

さらに、前日に0-1で敗れたオリックスに対して“スミ1返し”を果たし、同じ関西で戦う母校の後輩たちにエールを送った

「いい刺激を与えられたかな

楽しんで、最後の夏を味わってほしい」と語り、後輩たちの活躍を心から願った

今回の試合での与座の完封劇は、母校の沖縄尚学が甲子園で成し遂げた偉業に大きく影響されていることが印象的です。彼が若い選手たちに送ったエールは、投手としてのプレッシャーと責任を兼ね備えたプロの意気込みを感じさせます。特に、ピンチでの投球術は見事でした。
キーワード解説

  • 完封とは?試合で相手チームに得点を与えずに勝利することです。
  • サブマリンとは?下手投げの投手を指し、通常の投球スタイルと異なり、ボールが低い位置から出てくるため、打者にとっては打ちにくいと言われています。
  • フライアウトとは?打者が打ったボールが空中に上がり、野手に捕まってアウトになることを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。