DeNA、サウジアラビアの野球少年たちを受け入れ国際交流を促進

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DeNAは8月11日から19日までの9日間にわたり、サウジアラビアから訪れた野球少年4人を受け入れ、地元高校生との交流や球団施設を使用したキャンプを実施すると発表しました

この取り組みは、サウジアラビア野球連盟からの要望を受け、U-18世代の強化を目指すもので、国際的な野球競技人口の増加や日本の野球文化の普及を狙いとしています

サウジアラビアから来た少年たちは、13歳から16歳までの4名とそのコーチで構成されています

彼らは神奈川県立追浜高等学校の野球部員との交流や、球団のトレーニング施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で行う練習を通じて、野球技術の向上や日本独特の礼儀や慣習を学びます

キャンプの6日目には、「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」でのファームチームの練習見学が行われ、石井琢朗野手コーチから技術指導を受ける機会もありました

また、トレーニング中にはメジャーリーグ選手のバウアー選手の投球を目の前で見ることもできました

バウアー選手は、日本とサウジアラビアの野球文化の違いについて子どもたちの質問に答えました

さらに、チームのキャプテンである牧秀悟選手が少年たちを訪れ、激励の言葉を贈りました

牧選手は、「住んでいる地域は違っても、同じ野球をする選手同士で交流できることが嬉しい」と語り、彼らがこのキャンプを通じて日本の文化や野球の技術を学んでいくことを期待しました

キャンプの最終日には、少年たちが横浜スタジアムを訪れ、ベイスターズの練習を見学した後、試合観戦も行う予定です

サウジアラビアから来た13歳のディラン選手は、「初めてこんなに良いグラウンドで練習できて、とても刺激的な経験になりました

習った守備の動作をサウジアラビアに戻っても実践したいです」と興奮を語っています

DeNAがサウジアラビアの野球少年たちと交流を図る取り組みは、国際的な広がりを見せる野球の影響力を感じさせます。若い選手たちが異なる文化や技術を学ぶことは、将来的に彼らの成長に大きな影響を与えることでしょう。スポーツが国境を越えた交流の架け橋となることを期待したいです。
キーワード解説

  • 国際大会とは? 国際大会は、各国の選手が集まり、各国の代表チーム同士で競い合うスポーツの大きなイベントのことを指します。特に野球やサッカーなど、多くの人が注目する競技においては、国際大会はその代表的な舞台となります。
  • U-18世代とは? U-18世代は、18歳未満の選手を指す用語で、主に高校生や育成中の若手選手が含まれます。この世代の選手たちは、未来のスポーツ界を担う重要な存在です。
  • 礼儀とは? 礼儀とは、相手に対しての敬意や思いやりを示す行動や態度のことを言います。特にスポーツにおいては、相手選手や審判に対して礼儀正しさが求められます。

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