中日、6連敗を逃れるための戦い充実も、先発投手に不安も残る

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2025年8月17日、プロ野球の中日ドラゴンズが横浜DeNAベイスターズとの一戦が行われ、スタメンが発表された

中日は前日まで2連敗を喫しており、今季47勝58敗2分の成績で、借金は11となっている

チームは現在5位で、4位・広島とは1ゲーム差、3位・DeNAとは4ゲーム差、そして最下位のヤクルトとは5ゲーム差での戦いを続けている

前日の試合では先発投手・髙橋宏が初回に後続の佐野選手に先制打を許し、2回には山本選手に2号ソロを打たれるなど、合計6回を投げて5安打3失点で敗戦投手となった

この結果、髙橋は今季9敗目(5勝)を喫した

一方、打線はプロ初登板のルーキー竹田投手(DeNA)に対して抑え込まれた

7回まで上林選手の2安打のみに抑えられ、ついには両リーグ最多となる19度目の完封負けを喫することとなった

今年のDeNA戦は4連敗中であり、全体の成績は6勝13敗と大きく負け越している

過去5年間、DeNAとのカードで勝ち越したのは20年の15勝9敗のみで、残りの年度ではすべて負け越しているという厳しい状況が続いている

中日スタメン 1)岡林(センター) 2)樋口(セカンド) 3)上林(ライト) 4)ボスラー(ファースト) 5)板山(サード) 6)駿太(レフト) 7)宇佐見(キャッチャー) 8)松葉(ピッチャー) 9)土田(ショート)
先発投手の松葉貴大は今季20度目の登板を迎え、7勝8敗、防御率2.40という実績を持つが、前回の広島戦では自責点4で勝ち星を逃し、現在4連敗中という辛い状況が続いている

それに対して今季のDeNA戦では3度目の登板となり、2勝0敗と完全な成績を残している

一方のDeNAは先発投手に藤浪晋太郎を起用する予定であり、彼の登板は1029日ぶり

前回の登板は22年の広島戦ということで、実に長いブランクがある

直近のファームでの登板でも安定感を欠くデータが見られ、ファンの間では心配の声も上がっている

中日の現在の戦績は厳しいものですが、もしも今後の試合で失った自信を取り戻すことができれば、まだまだチャンスはあります。特に先発投手の安定性が求められ、すぐにでも連敗を止める必要があると言えます。
キーワード解説

  • 完封負けとは?チームが1点も得点できずに試合を終えることを意味します。
  • 先発投手とは?試合の初めから登板し、長いイニングを投げることを求められる投手のことです。

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