横浜高校、春夏連覇に向けて準々決勝進出を決定

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 第107回全国高等学校野球選手権大会が17日、阪神甲子園球場で開催され、第2試合には横浜高校(神奈川)と津田学園(三重)が対戦した

試合は横浜が5-0で津田学園を下し、準々決勝への進出を果たした

これにより横浜は春夏連覇に向けて、残り3勝とした

 横浜の先発投手である織田翔希(2年生右腕)は、これまでの試合と同様に好投を続け、津田学園打線に対して無失点を維持した

この試合で彼は9回を投げ切り、2度目の完封勝利を手にした

彼は、ストレートやスライダーといった多彩な球種を操ることができ、高校生投手としては珍しい制球力を持つ選手である

 津田学園の先発はエース左腕の桑山晄太朗で、こちらも初戦で4失点を喫したものの、完投勝利を収めた実績がある投手だ

しかし、横浜の攻撃に後れを取り、なかなか流れをつかむことができなかった

 試合は両チームともに無得点で迎えた3回、横浜はヒットと犠打によって1死二塁のチャンスを作り、2番の為永皓が左翼手の後逸を利用して一気にホームベースに帰り、2点を先制した

このプレーは、球場の雰囲気が一変する瞬間だった

 その後も横浜は5回に3番の阿部葉太が安打し、盗塁で2死三塁のチャンスを作ると、6番の小野舜友がセンターへのタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点を挙げた

 津田学園も7回には1死満塁のチャンスを作ったが、7番の本田大翔の初球攻撃が遊撃への併殺打となり、無得点に終わった

8回には横浜の中心打者、阿部葉太と奥村頼人が連続タイムリーを記録し、ダメ押しの2点を追加

また、春の王者が終始試合をリードし続けた

 この結果、横浜は2008年以来、17年ぶりに準々決勝進出を決めた

歴史的な瞬間を掴んだ横浜高校は、さらなる高みを目指して邁進していくことが期待される

今回の試合は、横浜高校が冷静に試合を進め、選手たちの連携が素晴らしかった印象が強いです。織田選手の好投と打線のつながりが、勝利を手繰り寄せました。また、春夏連覇という大きな目標に向かい、横浜高校の選手たちがどのように成長していくのか非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:完封勝利とは、試合で一度も相手チームに得点を許さずに勝つことを指します。特に投手が秀でた力を発揮した結果と言えます。
  • タイムリーヒットとは?:タイムリーヒットとは、ランナーがいる状況で打ったヒットで、ランナーがホームインすることができるヒットのことを指します。この一打が得点に直結するため、非常に重要なプレーとされています。
  • 先発投手とは?:先発投手とは、試合の開始時に先陣を切ってマウンドに立つ投手のことを指します。試合の流れを左右する重要な役割を果たします。

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