夏の甲子園での8強進出は、現横浜DeNAベイスターズの選手でもある筒香嘉智選手が在籍していた2008年以来、実に17年ぶりの快挙です
この試合の立役者は、今秋のドラフト候補として注目される2年生右腕・織田翔希投手
彼は先発として登板し、最速151キロのストレートを武器に、スライダーやチェンジアップを巧みにアクセントとして使い分けました
結果的に、9回を投げ通し、5安打5奪三振無失点の完封勝利を飾りました
これにより、今大会の無失点イニングは23回2/3に達しました
興味深いのは、織田投手が試合前に体調を崩していたことです
村田浩明監督は試合後に、織田が前日の練習を欠席し、ホテルで休息をとっていたことを明かしました
しかし、織田は「投げます
大丈夫です」と意欲を見せ、マウンドを任されました
監督は、「織田は大人のピッチングができていた
ストレートへの自信もありつつ、緩急を使った投球を展開し、打者を見ながら（捕手の）駒橋と連携をとっていた
彼の成長を感じた」と称賛の言葉を贈りました
当初、横浜の作戦には終盤での継投が含まれていましたが、織田は「替えないでください」と粘り強く意見を述べ、最終的には最後まで投げ抜き、無失点で試合を締めくくりました
横浜の織田翔希投手のパフォーマンスには驚かされました。特に体調が優れない中でも完封したことは、彼の精神力の強さを示しています。また、村田監督の選手起用や指導も功を奏したようです。今後の成長が非常に楽しみです。
キーワード解説
- 甲子園とは？ - 全国高校野球選手権大会のことで、毎年夏に開催される高校野球の全国大会です。
- 無失点とは？ - 試合中に一点も得点を許さないことを指し、投手としては非常に優れた成績です。
- 完封とは？ - 投手が相手チームに得点を与えずに勝利することを言います。
