横浜高校、高度な守備力で津田学園を完全に封じ込む

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高校野球・横浜、高度な守備力で津田学園を完封

【横浜-津田学園】◇高校野球・夏の甲子園3回戦(17日)◇○横浜(神奈川)5―0津田学園(三重)●横浜高校が夏の甲子園で津田学園を5-0と完封し、2度目の完封劇を達成した

先発投手の織田翔希は試合を通じて15個の内野ゴロを奪い、守備陣との連携が絶妙だった

試合のハイライトとなったのは7回のプレーだ

1死一、二塁という絶妙な場面で、津田学園の6番打者・桑山晄太朗が打ち出した当たりに横浜の二塁手、奥村凌大が迅速に反応

彼は「打球が来ると思っていた」と語り、その瞬間の重要性を理解していた

しかし、ボールを捕ることはできず、内野安打となった

もしこの打球が抜けていれば得点に繋がる場面で、津田学園の佐川竜朗監督も「横浜高校の本当の強さ」と述べるほどのプレーだった

続く打者が遊ゴロ併殺に終わったことで、相手の反撃を断ち切った

横浜の内野陣は、打球を予測する力が重要である

奥村は試合の中での意識を重要視しており、試合前の練習を通じて自らの近くに再び打球が来るイメージを持っていた

「一つアウトを取りたかった」と奥村は悔しさを隠さなかったが、そのプレーでホームに還られなかったのは良かったと冷静に振り返った

織田は食あたりで体調を崩していたが、「打たせて取ることを意識すれば、球数を減らせるし、野手のおかげで投げ切れた」と感謝の意を表した

奥村は「屈指の投手陣に対抗できるのは我々の内野陣がいるからこそ

どんな形でもアウトを積み重ねることが、勝利に繋がる」と明言

これにより、横浜は今大会の強力な投手陣を内野と一緒に支えるチーム力を示した

この記事では、横浜高校が津田学園に対して見せた素晴らしい投手力と守備力について解説されています。特に、次々と打球を処理した内野陣の活躍が勝利に結びつく様子は、試合全体の流れを左右する重要な要素であることを強調しています。
キーワード解説

  • 完封とは?:試合中に相手チームに一点も得点を許さないことを言います。
  • 内野ゴロとは?:バッターが打った球が内野の土の部分で跳ね返されることを指し、内野の守備手によって処理されることが多いです。
  • 併殺とは?:一つのプレーで二つのアウトを取ることを言います。特に内野におけるダブルプレーを指します。

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