ヤクルト、広島戦で逆転を狙うも敗北 – チーム成績に陰り

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2025年8月17日、広島市のマツダスタジアムで行われたプロ野球の試合において、東京ヤクルトスワローズが広島東洋カープとの激闘に臨んだ

ヤクルトは、今季103試合目となるこの試合で38勝59敗5分の成績を残しており、現時点で5位の中日ドラゴンズとは5ゲーム差の位置にいる

チームの防御率は3.54でリーグ最下位となっている

試合の流れ

前日の広島戦では、ヤクルトが1点を追う中で、3回に村上が犠打を放ち、続く山田の適時打で逆転に成功した

しかし、先発投手の吉村が5回に失策から同点に追いつかれ、その後は6回にモンテロの7号ソロと代打ファビアンからの13号2ランを浴びて逆転を許した

吉村はリーグワーストとなる14本の被本塁打を記録し、6回を投げ切り8安打で5失点(自責4)という結果で6敗目を喫した

打線の乏しい援護

ヤクルトの打線も7回にオスナの適時打で1点を返したものの、その後の一死一・三塁の好機で山田が併殺打に倒れ、さらなる得点を逃した

今季の広島戦はこれで7勝6敗2分となり、対過去の成績は勝ち越しを維持しているが、昨年は10勝15敗の負け越しを強いられていた

スターティングメンバー

ヤクルト 広島
1) 太田 ライト 1) 秋山 レフト
2) 長岡 ショート 2) 中村奨 センター
3) 内山 レフト 3) 小園 ショート
4) 村上 サード 4) 末包 ライト
5) オスナ ファースト 5) 坂倉 キャッチャー
6) 山田 セカンド 6) モンテロ ファースト
7) 古賀 キャッチャー 7) 佐々木 サード
8) 赤羽 センター 8) 菊池 セカンド
9) 奥川 ピッチャー 9) 遠藤 ピッチャー

今後の展望

ヤクルトの先発、奥川恭伸は今季13度目の登板で、前回の阪神戦では4回0/3を投げて10安打3失点と課題を抱えていたものの、広島戦では今季3度目の対戦で防御率1.38と好調を維持していた

一方で、広島の先発、遠藤敦志は今季7度目の登板で、前回の中日戦での成績から注目を集めている

今回のヤクルト対広島戦は、投手陣の課題が浮き彫りとなった試合となりました。吉村投手の被本塁打が多く、打線の援護も足りなかったことが敗因の一因と言えるでしょう。打撃陣が次回以降どのように打開策を見出すかが注目されます。
キーワード解説

  • 防御率とは?:投手がアウトを取る際に与える失点の平均値を表す指標で、数字が低いほど良いとされる。
  • 適時打とは?:チャンスの場面でヒットを打ち、得点につなげる打撃のことを指す。
  • 被本塁打とは?:投手が相手打者に本塁打を打たれる回数を指し、多いほど投手の成績に悪影響を及ぼす。
  • 併殺打とは?:1アウトの状況で打者が打った球が内野をまわり、ダブルプレーに結びつく打撃のことを指す。

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