阪神・高寺望夢、プロ初の決勝打でチームを勝利に導く

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阪神タイガースの内野手・高寺望夢(22)が、8月17日に東京ドームで行われた巨人との試合でプロ初となる決勝打を放ち、試合の流れを一変させた

この試合は両チーム無得点のまま戦が進んでいたが、4回裏に強烈な一打が飛び出した

決勝打の瞬間

試合は4回の二死一、三塁という重要な場面で、高寺がカウント2-2から巨人の先発投手・赤星のフォークボールを巧みに捉え、右前に送り、チームに先制点をもたらす適時打を放った

さらに、右翼手である丸が打球処理に失敗したため、ランナーの大山も生還し、結果的に2点を奪取する貴重な一打となった

感情を爆発させた若き打者

高寺は「追い込まれていたので、食らいつくしかなかった

打ちたいと思っていたら打てたので、思わずガッツポーズが出ちゃいました」と試合後にコメントし、打った瞬間に思わず拳を突き上げる姿が印象的だった

この光景を見守っていた藤川球児監督(45)は「打った瞬間のガッツポーズを背中越しに見たが、まだ早いですね」と笑顔でツッコミを入れた

新人選手のし烈なポジション争い

今シーズンは他にも中川勇人捕手(21)や前川右京外野手(22)が存在感を示し、若手選手間のポジション争いが激化している

藤川監督は「選手たちは良かったり悪かったりもするが、若者という感じがする

今は修行中だ」と新たな成長に期待を寄せた

今後の展望
8月にはプロ2号となるホームランを打ち、打率は3割7分9厘に達している高寺

彼は「これからもしっかり続けていけるように頑張りたい」と意気込んでおり、今後の活躍に期待が寄せられる

そしてチームも投打がかみ合い、最終的に3-1で巨人に勝利を収め、優勝マジックを22に減らした

高寺選手がプロ初の決勝打を決めたことは、若手選手にとって自信となる出来事でした。試合の流れを大きく変えた一打は、多くのファンに感動をもたらしました。また、監督が若手選手たちの成長を温かく見守る姿勢も印象的でした。今後の彼の更なる活躍に期待です。
キーワード解説

  • 決勝打とは?選手が試合の流れを大きく変える役割を果たす重要なヒットやホームランのことを指します。
  • フォークボールとは?投手が投げる球種の一つで、スピンがかかりながら落ちる特長を持つため、バッターにとって打ちにくい球です。
  • 打率とは?選手がどれくらいの確率でヒットを打ったかを示す数字で、試合での安打数を打席数で割った値です。
  • ガッツポーズとは?得点を決めたり、良いプレーをした後に選手が興奮して自分の拳を突き上げる表現を指します。

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