ヤクルトが広島を圧倒、先発全員安打で7得点を挙げ快勝
＜広島2－7ヤクルト＞◇17日◇マツダスタジアムにて、東京ヤクルトスワローズが広島東洋カープとの試合で印象的な勝利を収めたヤクルトは先発全員がヒットを放ち、15本の安打を記録し、7得点を挙げるという攻撃力を見せつけた
打線がつながり、得点を重ねる
ヤクルトの高津臣吾監督（56）は試合後、試合を振り返り、「2番の長岡選手、3番の内山選手が3安打を記録し、その後の村上選手が放ったホームランが非常に効いた今日の打撃は素晴らしかった」と称賛
特に、ここ最近走者をためることができていなかった打線が、序盤にしっかりと得点を重ねた点を評価した
試合の流れを変えたプレー
試合のターニングポイントとなったのは第3回の回で、長岡選手と内山選手の二者連続二塁打で試合が振り出しに戻ったところから始まったさらに、ホセ・オスナ選手の犠飛で勝ち越しに成功
続く第4回には打線が息を吹き返し、満塁からの攻撃で内山選手と村上選手が得点を挙げ、広島先発の遠藤投手を打ち崩した
先発投手の粘り強い投球
先発の奥川恭伸投手（24）は、打線の強力な援護があった中で、7回途中11安打2失点という成績を残し、4勝目を挙げたしかし、初回には先頭打者から3連打を浴びて1失点し、課題も残した
高津監督は「同じような球を同じようなバッティングで打たれるシーンが目立ち、そこは勉強が必要だが、要所で抑えられたことは評価できる」と語った
次なる対戦へ向けての意気込み
この勝利により、ヤクルトは広島との3連戦で勝ち越しを決定19日からは本拠地神宮で巨人、阪神との6連戦を迎える
高津監督は「今日のような展開を続けたいが、競ったゲームでも勝てるようにピッチャーを中心に守り抜いていきたい」と今後に向けた意気込みを表した
今回の試合では、ヤクルトの打線が躍動し、先発全員が安打を記録するなど、攻撃力が際立った。高津監督の戦略も成功し、先発投手も安定した投球を見せた。広島に対してしっかりとした勝ち越しを決めたことは、今後の試合に向けて大きな自信につながるだろう。
キーワード解説
- 打線とは？ - 野球における打線は、チームの打者たちのことを指し、試合において相手投手から得点を奪うための重要な役割を持っています。
- 犠牲フライとは？ - 野球での犠牲フライは、打者が飛んだボールを打ち上げて外野フライになるが、その間に進塁を果たすことができるプレーを指します。
- 先発投手とは？ - 試合のスタートから投げ始めるピッチャーのことで、チームの勝利に大きな影響を与える存在です。
