広島・新井監督が末包昇大に奮起を促す、ヤクルト戦敗戦後のコメント

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<広島2-7ヤクルト>◇17日◇マツダスタジアム 試合後のコメントで、広島の新井貴浩監督(48)は、4番打者である末包昇大外野手(29)に対して奮起を促す言葉を送りました

末包はこの試合で2度の満塁機を含む4打席全てで凡退し、チームにとって大きなチャンスを逃しました

試合の振り返り

新井監督は末包に対し、「今日はスエ(末包)のところに結構チャンスで回ってきて、本人も悔しいと思う

ただ、この悔しさを燃やして、力に変えないといけないと思う」と語り、その成長を期待している様子が伺えました

末包は最近14試合連続で4番打者として起用されており、その期待も大きいものとなっています

末包選手のパフォーマンス

末包は試合中、1回無死満塁の局面で併殺に倒れ、その後も様々なチャンスで打席に立ちましたが、3回の空振り三振、5回の左飛、7回の二飛と結果を残せませんでした

これにより、チームは投手陣が4回途中までに7失点する厳しい状況に陥り、敗戦が色濃くなりました

監督の言葉に込められた期待

新井監督は試合後、「俺が現役のときも相手の4番に負けたくないとか、他のチームの同じポジションの選手に負けたくないとか思ってやっていた」と語り、チーム内外の競争意識が必要であるとも強調しました

また、チームメートであるカブスの鈴木誠也の名前を挙げ、「悔しい思いを持ち続け、燃やし続けることができる」ことが成長に不可欠だとしました

残りの試合に向けた決意
シーズンは残り36試合

新井監督は末包に向けたメッセージが、彼の成長を信じているからこそ送られたことを強調しています

球団は、末包がこれからの試合で悔しさを力に変え、プレーに活かすことを期待しています

新井監督が末包選手に対して見せた期待と指導力が印象的です。自らの経験を基にした指導が、選手の成長にどう繋がっていくのか注目したいところです。特に、悔しさをバネに成長する姿勢がチーム全体にも良い影響を与えると期待されます。
キーワード解説

  • 満塁とは?:満塁とは、野球の試合において塁にランナーが満ちている状態で、どの塁にもランナーがいることを指します。この状態では、次の強打者が出た場合の得点の可能性が高まります。
  • 併殺とは?:併殺とは、野球のプレーの一種で、一度のプレーで二人のランナーをアウトにすることを意味します。満塁の場面で併殺が発生すると、チームにとって大きなダメージとなります。
  • 空振り三振とは?:棒球を振ってボールを当てられず、そのまま三振となることを指します。特に重要な局面での空振りは、選手やチームにとって非常に悔しい結果となることがあります。

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