引退後も語り継がれるスカウト上原浩治氏と名スカウト池之上格氏のダイエー成功秘話

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元プロ野球選手で評論家の上原浩治氏(50歳)が、2025年8月18日、自身の公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新しました

この回では、福岡ソフトバンクホークスの監督である小久保裕紀氏(53歳)や、メジャーリーグでも成功を収めた川崎宗則氏(44歳)、さらに阪神タイガースおよび千葉ロッテマリーンズの元選手で現評論家の鳥谷敬氏(44歳)を招き、名スカウトの池之上格氏(71歳)とのコラボ動画を公開しました

池之上氏のスカウト術とは

池之上氏は、南海ホークスで6年間プレーした後、1990年から福岡ダイエー、2001年からは阪神タイガースでスカウトを担当しました

彼の手腕により、多くの選手がプロ入りを果たし、成功を収めています

福留孝介氏とのエピソード

特に注目を浴びるのは、1995年ドラフトにおいてのエピソードです

多くの球団が人気選手福留孝介氏(48歳)を狙う中、池之上氏はダイエーとソフトバンクのエースとして活躍することになる斉藤和巳氏(47歳)を一本釣りする決断を下しました

この決断が、後の成功へとつながったのです

競合選手の情報を確認する独自の方法

池之上氏は、福留選手と13歳の頃から接触を持っており、当時から彼にプロ入りを意識させるような声掛けを行っていました

更に、ダイエーが12球団で唯一正月返上で福留を視察し、独自の方法で距離を縮める努力を重ねていたことも明かされました

たとえば、練習中の様子を「写ルンです」で撮影し、選手に渡すといった工夫も施していました

決断の背景と評価
1995年のドラフトでは、競合になる可能性を考慮した池之上氏が「一本釣り」の戦略を採用しました

「斉藤は本当にいい球を投げている」と高く評価し、投球を見た結果から自信を持ってこの若手投手を選んだのです

以上のことから、池之上氏の独自のスカウト術と、選手に対する情熱が垣間見えます

このコラボ動画はファンにとっても興味深い内容となっています

池之上格氏のスカウト経験と選手との関わり方が明かされた今回のコラボ動画は、ファンにとって興味深い内容が盛り込まれており、特にスカウトの役割や選手育成の重要性を再認識させるものになっています。上原氏の話を通じて、球界の裏側に触れることができ、視聴者にとっても貴重な体験です。
キーワード解説

  • スカウトとは?
  • ドラフトとは?
  • 一本釣りとは?
  • 競合選手とは?

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