今回の登板で、彼は20試合目にしてリーグ最速で143回の規定投球回をクリア
伊藤選手はインタビューで「一つ、うれしいところ
まだまだ投げなきゃいけないと思うけど(先発)ローテーションを回っている証として続けたい」とコメントし、さらなるアピールを誓いました
試合では、7回にボイト選手に2ランホームランを許しましたが、7回4安打2失点と好投を見せました
完投ペースでもあったものの、先発予定の8月24日の首位・ソフトバンク戦に備えて、100球で降板したことを悔やむ伊藤選手
「こういう試合で完投しなきゃいけない
ちょっと納得いかない」と自身に厳しい評価をしています
エースとしての自覚が感じられる言葉です
また、伊藤選手は新人から5年連続で規定投球回を達成したことで、69〜73年に球団記録を持つ金田正一の弟・留広選手に並んだことにも触れました
今季、彼は先発陣で唯一、ほぼ中6日のローテーションを守り抜き、1完封を含む5完投と腕を振り続けた結果、規定投球回に到達したと言います
試合後、新庄監督はソフトバンクがサヨナラ勝ちを収め、加えて夏の甲子園で母校・西日本短大付が敗れたことに触れ、「試合前はめっちゃテンション低かった」と冗談交じりに言及
現在首位と3ゲーム差の中、指揮官は「(ソフトバンク戦へ)パワーをためてほしい」と選手たちに期待を寄せました
これに対し、伊藤選手は「これから投げる試合は全部勝つ気持ち」と力強く応じています
伊藤選手の活躍は、日本ハムにとって非常に頼もしい存在であり、他の投手たちにも良い影響を与えています。シーズン終盤に向けてチームがどのように成長していくのか、期待が高まります。
キーワード解説
- 規定投球回とは?:投手がシーズン中に投球した回数が一定の基準(一般的には143回)に達したことを意味します。投手の能力や過労度を測るうえで重要な指標です。
- 完封とは?:試合で相手チームに得点を許さずに投げ抜くことを指します。投手にとっては非常に大きな成果であり、自身の実力を証明するものです。
- ローテーションとは?:先発投手が交替で出場する順番を表します。チーム戦略の一部であり、選手の疲労を管理するために重要です。

