東洋大姫路 繊細な配球で沖縄尚学に挑む 準々決勝前の練習に密着

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第107回全国高校野球選手権は18日に初の休養日を迎え、8強入りを果たした各校は19日の準々決勝に向けて準備を進めている

1982年以来43年ぶりの4強入りを目指す東洋大姫路(兵庫)は、沖縄尚学(沖縄)との対戦に臨む

監督の岡田龍生(64)は、教え子の阪神・坂本誠志郎捕手(31)の配球を参考に勝利を勝ち取る姿勢を示している

東洋大姫路は、14年ぶりに8強進出を果たしたことで注目を集めている

リーグ首位を走る要因の一つは、坂本捕手による巧みな配球にある

岡田監督は、教え子からの激励を受けつつ、1977年以来48年ぶりの全国制覇を見据えた戦略を練っている

巧みな配球の重要性

「プロの捕手は試合後も全体を見直すことが重要です」と岡田監督は強調し、配球の意図を選手にしっかり伝えることが勝敗に直結すると述べた

これに伴い、戦略的なリードを実現することが期待される

生徒達の準備

チームは午前中に姫路市内のグラウンドで軽めの調整を行い、エース・木下鷹大(3年)がマウンドに立つ際の捕手・桑原大礼(同)の配球が注目されている

岡田監督は「桑原の内角の使い方は上手になってきており、リードが良くなっています」と成長を評価した

さらに、右肘じん帯の損傷から復帰した阪下漣(同)に対しても、岡田監督は「本人の気持ちも十分なので、勝負どころでの起用を考えています」と期待を寄せた

過去の対戦を振り返る

今年6月の沖縄尚学との招待試合で、東洋大姫路は0-1の零封負けを喫しており、再戦に向けての準備が不可欠である

岡田監督は「いい投手をどう打つかは私の頭にあります」と自信を見せている

特に、2年生左腕・末吉良丞(りょうすけ)に対する攻略法を考えつつ、監督はチームの実力を積極的に評価し、全国制覇への道を進もうとしている

東洋大姫路の岡田監督が選手たちに与える影響は大きく、特に阪神・坂本捕手から学ぶ姿勢が見られます。彼の教えを活かし、チームがどのように勝利を目指すのか注目されます。
キーワード解説

  • 配球とは?:配球とは、キャッチャーがピッチャーに対し、どの球をどのタイミングで投げるかを指示する技術。試合の勝敗に直結するため、非常に重要である。
  • リードとは?:リードは、キャッチャーが配球の意図を分かりやすくするために行う指示やサインのこと。これにより、ピッチャーが投げやすくなる。

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