甲子園の多様な応援スタイルが注目を集める

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甲子園のアルプススタンドで見られる個性豊かな応援スタイルを紹介

今夏、甲子園のアルプススタンドでは多様な応援が展開され、熱戦を一層盛り上げています

出場した全49校のアルプス席を取材した記者が、特に印象に残ったユニークな「ビックリ応援」について詳しく述べます

小松大谷の「大谷翔平応援歌」

開幕試合に登場した小松大谷(石川)では、何度も「跳べ! 大谷! 夢の向こう側へ」「かっ飛ばせ大谷!」といったチャンステーマが流れました

この曲は、元プロ野球選手の大谷翔平が日ハム時代に使用していた応援歌をそのまま採用したもので、大谷が学校名に含まれることが影響しています

特に、スーザフォンという低音楽器が学校名のカバーをつけたことで、視覚的にも耳に残る応援になっています

開星の「KAISEI☆GONG」

今夏初披露となった開星(島根)のオリジナル応援曲『KAISEI☆GONG』は、怪しげなメロディとBPM180という高速テンポが特徴です

長島篤哉顧問が作曲したこの曲は、野球部からの「タイトルありき」のリクエストを受けて作られた珍しいケースです

転調やリズムにこだわった結果、試合中に使いたくなる中毒性のある曲に仕上がりました

また、球児たちの期待に応えられたことで、学校を代表する応援曲として定着する可能性が高いです

甲子園の応援は、学校や地域の特色が強く出る場面が多いため、毎年新しいスタイルやアイデアが見られるのが魅力です。特に、小松大谷や開星のように、特徴的な曲やアイデアを取り入れることで、観客や選手を盛り上げ、チームに大きな影響を与えることができるという点が印象的でした。これからも様々な学校の応援スタイルに注目していきたいです。
キーワード解説

  • アルプススタンドとは?:甲子園の野球場内に設けられた観客席で、応援団や吹奏楽部が試合を盛り上げる重要な場です。
  • チャンステーマとは?:特定のシーンや状況で使用される応援の曲で、観客が一体となるための呼びかけとして使われます。
  • スーザフォンとは?:大きなベルを持つ低音楽器で、応援において力強い音を響かせる役割を果たします。
  • オリジナル応援曲とは?:学校やチームが独自に作った応援に使うための曲で、個性や特徴を表現するために用いられます。

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